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2023年10月02日明治大学 情報コミュニケーション学部
台北文化清真寺
夜の龍山寺
台北清真寺
情報コミュニケーション学部・横田貴之ゼミナールは、国際政治、国際情勢、異文化理解に関する研究を行っています。世界各地におけるイスラームをめぐる多文化共存はゼミの研究テーマの一つです。2023年8月21~24日、東アジアにおける多文化共存の現状を学ぶために、台北市内(台湾)で海外実習を行いました。ゼミ教員の他に、4年生10人、3年生3人が参加し、真夏の台北で刺激的な実地体験をしてきました。
本実習の主な目的の一つが、台北市内の清真寺(モスク)を訪問することでした。最初に訪問したのは、台北MRT台電大楼駅から徒歩すぐの台北文化清真寺です。このモスクは住宅街にある小さなモスクで、近隣の信徒(ムスリム)が利用しているようです。近くにはハラール食堂もありました。次に訪れたのは、大安森林公園に面した台北清真寺です。ここは台湾最大のモスクです。台湾人ムスリムだけでなく東南アジア諸国からの出稼ぎ労働者もこのモスクを利用しているとのことです。また、訪問時はちょうどモスクの改修工事が行われており、モスク建築の裏側を見るという貴重な体験もできました。
今回の実習に先立ち、私たちのゼミでは日本国内のモスク訪問や台湾におけるイスラーム事情について事前学習をしていました。そのため、台湾におけるモスクの建築様式や周辺環境について比較考察を行うことができました。日本同様に台湾もムスリムは少数派ですが、台湾社会に溶け込んでいることがわかり、多文化共生のモデルの1つだと実感しました。また、台北清真寺のすぐ近くには天主教(カトリック)台北聖家堂もあったので訪問し、貴重な意見交換を行うことができました。ここでも、多文化共存の一端をうかがうことができました。
台湾の伝統的信仰を知り、イスラームとの共存について考えることも、今回の海外実習の目的でした。台北で最も有名な寺院である龍山寺を訪問し、祭られている神々へ熱心に祈りをささげる人々の姿はとても印象的でした。龍山寺を訪問したのは夜だったので、隣接する夜市を体験することもできました。屋台の数とそれを楽しむ台北市民の圧倒的なパワーも興味深かったです。
コロナ禍もあって久々の海外というゼミ生が多かったのですが、現地で実際に見聞するという異文化体験を楽しむことができました。東京以上の高温多湿に汗をかき、激しいスコール(夕立)でずぶ濡れになったことも、現地ならではの貴重な経験でした。
横田貴之ゼミナール
学部別入学試験
出題のねらい
就職実績と卒業生の活躍
教員と学生による座談会
情報コミュニケーション学部 レポート表紙共通フォーマット
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