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国際日本学部

東京都主催の多文化共生プレゼンコンテストで山脇ゼミが最優秀賞を受賞

2018年12月11日
明治大学 中野教務事務室

プレゼンをしている山脇ゼミ・プレゼンチームプレゼンをしている山脇ゼミ・プレゼンチーム

山脇ゼミ集合写真山脇ゼミ集合写真

最優秀賞トロフィーを囲むプレゼンチーム最優秀賞トロフィーを囲むプレゼンチーム

2018年12月8日、東京国際フォーラムにて東京都主催の多文化共生プレゼンコンテスト「多文化共生都市を目指して—大学生が考える東京の未来」が開催されました。参加者は出場者を含め、180名を超えました。明治大学国際日本学部の山脇ゼミから3、4年生合わせて6名が出場し、最優秀賞を受賞しました。優秀賞は、東京女子大学の松尾ゼミが受賞しました。

☆当日の山脇ゼミのプレゼンはこちらからご覧いただけます。

今年で4度目となった本コンテストは12月8、9日に開催された東京都の人権啓発イベント「ヒューマンライツ・フェスタ東京2018~多様性を認め合える東京へ~」の一環として行われました。

出場したのは東京女子大学、法政大学、明治大学、早稲田大学、留学生チームの5チームで、昨年同様、出場大学で組織したプレゼンコンテスト実行委員会が企画・運営を担当しました。また、当日は山脇ゼミが会場スタッフを務めました。

なお、コンテストの後半には、初めての試みとして東京人権啓発企業連絡会に企業の取り組みについて報告していただき、大学生と企業関係者の交流の機会を設けました。

出場チームとプレゼンテーマは以下の通りです。

東京女子大学 松尾慎ゼミ
扉で繋がる多文化共生 ~隔たりのないわたしとあなた~

法政大学 松尾知明ゼミ
ゆるリンピック

明治大学 山脇啓造ゼミ
Tokyo borderless  ~心の中の国境をなくそう~

早稲田大学 山西優二ゼミ
地域でつむぐ私たちの多文化 ~共生の文化を作ろう~

外国人留学生チーム
Dialogue in Multi-culture ~「文化の氷山」に気付こう~

山脇ゼミのプレゼンは、日本人と外国人が、言語の壁を越えて交流できる「Tokyo borderless」という運動会を開催するというものでした。11月3日、文化の日を多文化の日とし、「Tokyo borderless」を通して、日本人と外国人という枠組みにとらわれず、私たちは一緒に日本社会をつくり上げる仲間だという意識を強めることを提案しました。中野区をはじめとして、順次東京都内各地で「Tokyo borderless」を開催し、2020年には新国立競技場で東京全体の「Tokyo borderless」を開催するということが最終目標として掲げられていました。プレゼンの中では運動会の種目も紹介され、外国音楽と日本の盆踊りがコラボするレクリエーションのダンスなども行われました。

(国際日本学部3年 酒井優実)

・出場者の感想


片岡久実さん(4年)
何度も原稿を見直し、何度も練習を重ね、大変だと感じたことも多々ありましたが、振り返れば準備の毎日がとても楽しかったです。半年間築き上げたチームワークを発揮でき、嬉しく思います。学生生活最後の年に、貴重な経験が出来ました。

呉 汐菜さん(4年)
最優秀賞をいただけたことや、多くの方々に私達の熱い想いを知っていただけたこと、とても嬉しく思います。また、先生やメンバーを始め沢山の人に協力して頂けたこと本当に感謝しています。今回の提案を是非実現したいです。来年はどんな大会になるのか、今から楽しみです。本当にありがとうございました。山脇ゼミの一員として出場でき幸せです!

田端相実さん(4年)
半年間山脇先生を始め、ゼミ生や学内外の様々な方からもたくさんの意見をもらい、試行錯誤しながら考えたプレゼンで最優秀賞をいただくことができ、とても嬉しいです。本当にありがとうございました!今回一緒にプレゼンしたメンバーにも感謝の気持ちで一杯です!

芦田祐夏さん(3年)
議論が行き詰まってしまう場面もあり、日付も迫る中で不安と焦りを感じることもありました。しかし当日は、自分達で磨き上げてきたプレゼンに自信があったため、緊張よりも楽しさを感じました。その結果最優秀賞をいただけて、大変嬉しく思います。メンバーと夜遅くまで議論した日々は私の宝物です。何度も発表を聞いてくれたゼミ生、いつでも応援してくださった山脇先生、一からこの大会を作り上げてくれた実行委員、この大会に携わってくださった全ての皆様に感謝するとともに、この経験をもとにこれからも多文化共生社会の実現に積極的に関わっていきたいです。

中村洋介さん(3年)
半年間、わずか10分間のプレゼンのために何百時間もプレゼン班6人で話し合ってきました。もう今後、そのような時間がなくなることは嬉しいような寂しいような…。次の目標は、Tokyo Borderlessの実現です!ここで立ちどまるのではなく、私達は多文化共生への道を歩き続けます!!

渡邉夏佳さん(3年)
妥協せずに、細かいことでも議論を重ねてチームで頑張ってきたことを、最高な形で終わらせることができて、とても嬉しいです。プレゼンメンバーからはたくさんの刺激をもらい、自分を成長させることができました。本当に感謝です!また、山脇先生や他のゼミ生、様々な方にも協力していただき、山脇ゼミの強いつながりを感じることもできました。

・実行委員の感想


天野綾香さん(実行委員長、3年)
今回は留学生チームの参加、そして東京人権啓発企業連絡会の方々と関わる機会も増え、今までとはまた一味違った大会になりました。その為、準備段階では5チームや東京都、委託業者の方とも話し合いを重ねました。結果として、多文化共生都市の実現に向けた素晴らしい提案がたくさん出た大会になったと思うので、とても嬉しく思います。今回できたたくさんの繋がりをこれからも大切にしていきたいと思います。

越田美波さん(副実行委員長、3年)
今年は人企連や留学生チームの参加など新しい形でのプレゼン大会で、運営班としてとてもやりがいがありました。どのプレゼンも魅力的なものであり、司会しながらも楽しませていただきました。来年以降もこの大会が続いていくよう引き継いでいきたいと思います。

奥澤絵理紗さん(書記、3年)
今回実行委員会の書記と資料担当として参加させていただきましたが、他の大学との連携が要となるため、全大学で作り上げたものだと強く感じました。どの大学も個性的なプレゼンで、聞いていてとても興味深かったです。また、審査員の方々から寄せられる鋭い質問に答えているプレゼン班がとてもかっこよかったです。

村上優希(広報、3年)
今回のプレゼンは5チームのみならず、東京都や企業の方などと多くのつながりを作ることができました。これらのつながりを今後の活動に活かしていきたいと思います。