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国際日本学部

山脇ゼミが「やさしい日本語市場」の第1回説明会を開きました

2020年08月03日
明治大学 中野教務事務室

 国際日本学部の山脇ゼミ4年生(10期生)は、7月29日に「Nakano Borderless やさしい日本語市場」(以下、やさいち)開催に向けての第1回全体説明会を行いました。やさいちは、中野の多文化共生をめざした市民交流イベントで、11月8日(日)に中野セントラルパークにて10時~17時で開催予定です。

やさいちは、昨年度の東京都多文化共生プレゼンコンテストにて最優秀賞をいただいたプレゼンを原案とし、①買い物を通じた、来場者とスタッフの自然な会話で交流を促進する「かいもの通り」、②誰もが自由に文化を紹介・体験できる「じまん広場」、③会話を通じてお互いを知ることができる空間「おしゃべり喫茶」の3つのブースに分かれて行います。それぞれの場面で「やさしい日本語」を使っていただき、国籍などに関わらず気軽に交流できる機会を創出します。やさしい日本語とは、誰にとっても分かりやすいように、簡単な語彙や文法で、短くはっきりと話す日本語のことを指します。

説明会には当日出店いただく7店舗のうち、梅家(甘味処、中野区中野)、珈琲や(コーヒー豆専門店、中野区本町)、PINの店(ベーカリー、中野区中央)、NPOハロハロ(特定非営利活動法人、港区)の4団体の代表の方々、そしてアフリカ関係の出店をしていただく国際日本学部の溝辺ゼミにも出席していただきました。また、当日のボランティア・スタッフとしてやさいち運営にご協力いただく本学の根橋ゼミ(情報コミュニケーション学部)と黒崎ゼミ(商学部)の16名の学生にも参加していただきました。

*残りの参加予定の店舗は、メイハーネオゼリ(トルコ料理、中野区上高田)、金時せんべい(手焼き煎餅、中野区野方)、ひなさく堂(和菓子、中野区野方)です。

説明会では、「Nakano Borderlessとは」、「やさいちの全体像」、「新型コロナウィルス感染症対策」について説明させていただきました。今年の2月からやさいち開催に向けて準備してきましたが、今回が開催に向けての初めての大きな会合でした。10期生全員にとってもやさいち開催をより身近に感じ、現実味を帯びてきたように感じる会となりました。9月上旬には第2回全体説明会としてやさしい日本語の勉強会を行う予定です。

企画の検討を始めた当初、大型屋外イベントとして、約1000人の来客を目指していましたが、新型コロナウィルス感染症の影響により、現在、感染症対策を充分に講じた小規模なイベントにせざるを得ないと判断しています。また、それにともない、オンライン企画と組み合わせたユニークなイベントとすることを検討しています。

これからもやさいち開催に向けて10期生一同全力で頑張ります。10期生一人一人のやさいちへの熱い想いは、以下のウェブサイトで発信していますので、ぜひご覧ください。また、Twitter・Instagram・Facebook各種SNSでの広報活動も行っておりますので、ぜひそちらもチェックしてみてください!

https://pando.life/nb-yasaichi
(国際日本学部4年ゼミ長 江藤梨乃)