Go Forward

国際日本学部

高校生のためのオンライン海外留学説明・相談会の開催(小林ゼミナール)

2020年12月09日
明治大学 国際日本学部

出身校などに配信したEチラシ出身校などに配信したEチラシ

YouTubeの海外留学・海外活動支援ビデオYouTubeの海外留学・海外活動支援ビデオ

11月28日(土)と29日(日)の両日、高校生を対象に国際日本学部が卒業単位の一部として認定している海外留学・海外活動プログラムの説明・相談会をオンラインで開催しました。

小林ゼミでは毎年8月のオープンキャンパスで2日間、中高生とその父母を対象に開催しています。今年はコロナ禍により中止になりましたが、例年多くの参加者を得て、真剣かつ多様な相談に応じています。そうした中「世界全体が内向きになっている時だからこそ、高校生は外に目を向けてもらいたい、海外留学や海外活動に関心を持ってほしい」というゼミ生の強い想いで、オンライン開催を計画しました。

ゼミ生は、全員がなんらかの海外プログラムに参加しています。そうした留学やボランティア活動を通じて、異文化間の交流の難しさとともに多様な個人や社会への適応が重要だと理解しています。個々に伝えたいことは山ほどあるのですが、初めてのオンライン開催には様々な不安要素がありました。特に参加者の確保については心配で、出身校へのEチラシ配布やInstagramの利用など思いつく限りの方法で情報発信に努めました。

パワーポイントで紹介したプログラムは、高校生に関心の高い「ウォルト・ディズニー・ワールド提携 アカデミック・インターンシッププログラム(有給)」、安い経費で人気のある「大学間協定留学・アカデミック留学(コミュニティカレッジ)」、長期休暇中に参加できる「夏期語学留学」に絞り、教室内外での豊富な体験にもとづく学生目線の情報提供になりました。初対面の高校生が緊張しないような話し方や、写真や動画をたくさん使用した分かり易いプレゼン作成など、様々な創意工夫が見られました。特別に困難な状況下だからこそ、学生たちが平時では気にも留めないようなことにも配慮できたと感じています。

参加人数は11名と少なかったものの直後に実施したオンライン・アンケートによると、全参加者が満足と回答しており、58.3%の学生が大満足との評価でした。プライバシー保護の観点から高校生にはニックネーム登録と顔出しなしでの参加としました。高校生のZOOM習熟度にばらつきがありましたし、口頭での質問には躊躇したようですが、チャットでの利用を促したところ、次々に質問が寄せられ学生たちも回答することへの手ごたえを感じたようです。また、海外留学や海外活動には期待以上の関心があることをうかがい知ることができたのは嬉しい収穫でした。