卒業生の声
山脇ゼミが静岡市の小学生対象にやさしい日本語ワークショップを実施しました
2023年10月25日
明治大学 国際日本学部
国際日本学部山脇ゼミは2023年10月9日に静岡市内の小学校4~6年生を対象に参加者を募集した「やさしい日本語ワークショップ」を、静岡県静岡市にある子どもの仕事体験施設「ま・あ・る(静岡市こどもクリエイティブタウン)」で実施しました。これまで、首都圏でワークショップを行ってきた山脇ゼミにとって、首都圏外で実施するのは、今年8月の新潟遠征に続いて、2回目となりました。
*ワークショップのちらし
*「ま・あ・る」のホームページに掲載された報告記事
ワークショップでは、やさしい日本語の基本である「はさみの法則」を説明した上で、オリジナルのかるたを使ってゲーム感覚でやさしい日本語に触れたり、実際に難しい日本語をやさしい日本語に直すワークを実施したりしました。ワークショップの最後には、2年前に山脇ゼミが協力して制作されたやさしい日本語ラップ「やさしいせかい」を使い、歌を通してやさしい日本語の大切さを伝えました。
今回のワークショップは、これまで山脇ゼミが学校で授業の一環として実施してきたワークショップと異なり、参加者同士も初対面であり、保護者も見学していたため、子どもたちの緊張感が伺えました。また4~6年生という3学年合同のワークショップの実施も初めてでした。そのため参加者同士がうまく打ち解けるためのアイスブレイクの必要性やワークの内容や語彙の難易度の調整など新たな課題が浮かびあがってきました。
一方で、やさしい日本語かるたや「やさしい日本語ラップ」の合唱など、ゲームや歌を交えた形のワークは子どもたちも楽しんでいる姿が見えました。今後も小学生向けのワークショップを行う際は、ゲームを交えるなど楽しく学ぶための工夫を行なっていく必要があると思いました。
以下、参加した小学生からの感想です。
「やさしい日本語は、むずかしいけど、日本に来た時に日本語があまりわからない外国人にやさしい日本語はとてもわかりやすいことがわかった。」「外国人にも日本人にもわかるやさしい×2の言葉の世界をつくっていきたいと思いました。」「みんなとやれて、楽しかったです。ハサミのほうそくをおぼえました。カルタは、かんたんでした。またやりたいです。」「やさしい日本語が、あらたにふかく学べました、また、やさしい日本語を使って、人とよりくわしくはなしたいです。」「優しい言葉といえば、ありがとうややさしいねなど、ほめ言葉だけだと思っていました。けれども、外国人や耳が聞こえない人などのためにある言葉もあることを知りました。」
以下、ゼミ生の感想です。
「これまでに行ってきた小学生向けワークショップとは異なり、参加者同士が初対面の対面ワークショップだったため、子どもたちに緊張の様子が伺えました。その点を事前に考慮できず、雰囲気が和むアイスブレイクができなかったことが反省の一つです。またこれまでに行なったワークの内容をあまり修正せずに使ったため、今回の参加者にとっては少し難しい内容も含まれてしまったことがもう一つの反省です。同じ小学生であったとしても、開催形式や参加者同士の関係性も考慮したワークショップの内容を考えなければいけないと思いました。今後はこの反省を活かしより良いワークショップを作っていきたいです。」(4年 田中柚希)
「今回小学生ワークショップのファシリテーションに初めて参加して、自治体や教職員向けのワークショップと異なる点が多くあり、自分自身とても良い経験になりました。今まで山脇ゼミが行っていた小学生ワークショップとも異なる点もあり、今後のワークショップ運営にも生かせる良い機会だと思いました。違う学校から集まった生徒たちなので、ワークショップ内容に関心を持ってもらったり、最初に盛り上げたりという意味のアイスブレイクだけでなく、子ども達の緊張を解き、知らない小学生と話せるようになる環境を作る意味もあり、大変だと感じました。大人と違って、おとなしい児童の意見を引き出すことや答えがすぐには出ない児童への対応など、今後も考えていき、より良い小学生ワークショップが作れるといいなと思いました。」(4年 坪井結香)
「小学生向けワークショップに、初めて参加しましたが、自分が逆に多くを学んだと感じました。まず、キッザニアのような優れた就業体験施設に身を置き、自ら将来へ準備を始めている子ども達のたくましさ、そしてはっきりと意見を持ち発言する力強さを感じた一日であったと感じています。ワーク中にも、やさしい日本語の答えは決して1つではなく、相手を想っての発言ということの大事さを改めて考えさせられました。3年生主導でワークショップを開催する未来もそう遠くはないため、今回得た学び、反省をしっかりと記録し、次回に活かしたいと思います。」(3年 西村結衣)
*ワークショップのちらし
*「ま・あ・る」のホームページに掲載された報告記事
ワークショップでは、やさしい日本語の基本である「はさみの法則」を説明した上で、オリジナルのかるたを使ってゲーム感覚でやさしい日本語に触れたり、実際に難しい日本語をやさしい日本語に直すワークを実施したりしました。ワークショップの最後には、2年前に山脇ゼミが協力して制作されたやさしい日本語ラップ「やさしいせかい」を使い、歌を通してやさしい日本語の大切さを伝えました。
今回のワークショップは、これまで山脇ゼミが学校で授業の一環として実施してきたワークショップと異なり、参加者同士も初対面であり、保護者も見学していたため、子どもたちの緊張感が伺えました。また4~6年生という3学年合同のワークショップの実施も初めてでした。そのため参加者同士がうまく打ち解けるためのアイスブレイクの必要性やワークの内容や語彙の難易度の調整など新たな課題が浮かびあがってきました。
一方で、やさしい日本語かるたや「やさしい日本語ラップ」の合唱など、ゲームや歌を交えた形のワークは子どもたちも楽しんでいる姿が見えました。今後も小学生向けのワークショップを行う際は、ゲームを交えるなど楽しく学ぶための工夫を行なっていく必要があると思いました。
以下、参加した小学生からの感想です。
「やさしい日本語は、むずかしいけど、日本に来た時に日本語があまりわからない外国人にやさしい日本語はとてもわかりやすいことがわかった。」「外国人にも日本人にもわかるやさしい×2の言葉の世界をつくっていきたいと思いました。」「みんなとやれて、楽しかったです。ハサミのほうそくをおぼえました。カルタは、かんたんでした。またやりたいです。」「やさしい日本語が、あらたにふかく学べました、また、やさしい日本語を使って、人とよりくわしくはなしたいです。」「優しい言葉といえば、ありがとうややさしいねなど、ほめ言葉だけだと思っていました。けれども、外国人や耳が聞こえない人などのためにある言葉もあることを知りました。」
以下、ゼミ生の感想です。
「これまでに行ってきた小学生向けワークショップとは異なり、参加者同士が初対面の対面ワークショップだったため、子どもたちに緊張の様子が伺えました。その点を事前に考慮できず、雰囲気が和むアイスブレイクができなかったことが反省の一つです。またこれまでに行なったワークの内容をあまり修正せずに使ったため、今回の参加者にとっては少し難しい内容も含まれてしまったことがもう一つの反省です。同じ小学生であったとしても、開催形式や参加者同士の関係性も考慮したワークショップの内容を考えなければいけないと思いました。今後はこの反省を活かしより良いワークショップを作っていきたいです。」(4年 田中柚希)
「今回小学生ワークショップのファシリテーションに初めて参加して、自治体や教職員向けのワークショップと異なる点が多くあり、自分自身とても良い経験になりました。今まで山脇ゼミが行っていた小学生ワークショップとも異なる点もあり、今後のワークショップ運営にも生かせる良い機会だと思いました。違う学校から集まった生徒たちなので、ワークショップ内容に関心を持ってもらったり、最初に盛り上げたりという意味のアイスブレイクだけでなく、子ども達の緊張を解き、知らない小学生と話せるようになる環境を作る意味もあり、大変だと感じました。大人と違って、おとなしい児童の意見を引き出すことや答えがすぐには出ない児童への対応など、今後も考えていき、より良い小学生ワークショップが作れるといいなと思いました。」(4年 坪井結香)
「小学生向けワークショップに、初めて参加しましたが、自分が逆に多くを学んだと感じました。まず、キッザニアのような優れた就業体験施設に身を置き、自ら将来へ準備を始めている子ども達のたくましさ、そしてはっきりと意見を持ち発言する力強さを感じた一日であったと感じています。ワーク中にも、やさしい日本語の答えは決して1つではなく、相手を想っての発言ということの大事さを改めて考えさせられました。3年生主導でワークショップを開催する未来もそう遠くはないため、今回得た学び、反省をしっかりと記録し、次回に活かしたいと思います。」(3年 西村結衣)
(4年 田中柚希、石村萌菜美)