卒業生の声
エベレスト・インターナショナルスクールの教師40名と合同研修を行いました【岸ゼミ・岸研究室】
2024年10月04日
明治大学 国際日本学部
多様な背景をもつ子どもたちの教育支援について学生、院生、教員でディスカッション
全体写真
2024年4月8日、東京都杉並区にあるエベレスト・インターナショナルスクール(Everest International School, Japan:以下 EISJ)の教師ら40名と授業設計と多文化の児童生徒の学習支援について考えアクションをたてるワークショップを実施しました。EISJはネパール国教育省認定のインターナショナルスクールです。岸ゼミは、2002年からEISJの児童生徒向けの異文化体験ワークショップ、日本語ワークショップ、小学校間の学校間交流学習の支援をおこなってきました。今回は、本学部の岸先生、岩田先生による講義と、岸ゼミの学生による児童生徒の学習支援に関するワークショップを実施しました。
以下、参加した学生のうち3名からの報告です。
松田 紗優果(岸ゼミ3年生)
私は、様々な文化やバックグラウンドを持った生徒が学習しやすい環境づくり・教育体制構築に関心を持っているため、今回のワークショップに参加させていただきました。先生方のチームに入って、学校における教育課題を聞いていくと、日本の他の教育現場と共通する課題とネパール人学校特有の課題がありました。ネパール人学校だから、「特別」、「他の学校とは違う」のではなく、共通課題も独自の課題もあると学びました。その中でも、私が関心を持った課題は「ネパール人生徒と日本人の交流の機会が少ない」ということです。私自身、父の仕事の都合で、小学校5年間を中国で過ごし、中国の日本人学校に通いました。その小学校では、現地の学校との交流がありました。このような経験から、幼いころから他文化との交流・共生を学ぶことができたと感じています。幼少期を外国で過ごすことができるのは非常に貴重な経験だと思います。これから、ネパール人学校に通う児童生徒が、日本人と関わることで何かを感じたり、学んだりする機会を作るお手伝いを私もできたらなと思いました。
南條 絢音(岸ゼミ3年生)
高校時代、担任の先生のアフリカでの教育活動を聞いて、国際教育協力に興味を持ち、今回のワークショップに参加しました。私は幼稚園の先生方とのディスカッションで、ゼミと学校の連携について話し合いました。グループでは、オリジナルの教材不足という課題と、先生方から子供たちにゲームを通じて身につけてほしい能力についての意見を聞くことができました。これを参考に、ゼミの活動で一緒に教材開発ができるのではないかと考えました。この機会で築いた関係を基に、ゼミと学校の双方にとって意義のある取り組みを行いたいです。
矢木 穂乃果(岸ゼミ3年生)
私は今回、この合同研修の撮影・編集担当として参加させて頂きました。インターナショナルスクールの先生方は、学生の話に真剣に耳を傾けて、学生と同じ熱量を持ってディスカッションをしてくださいました。先生と学生という異なる立場の両者だからこそ生まれる、新鮮なアイディアが沢山あったのではないかと思います。昼食として美味しいネパールカレーをいただいた際には、先生方にスクールの子供たちの日々の生活の話を沢山聞かせて頂きました。次は実際に、スクールに訪問して、ディスカッションの中で浮かび上がって来た、多文化の児童生徒の学習支援の方法を、実際に子供達との交流の中で模索していきたいなと思います。
以下、参加した学生のうち3名からの報告です。
松田 紗優果(岸ゼミ3年生)
私は、様々な文化やバックグラウンドを持った生徒が学習しやすい環境づくり・教育体制構築に関心を持っているため、今回のワークショップに参加させていただきました。先生方のチームに入って、学校における教育課題を聞いていくと、日本の他の教育現場と共通する課題とネパール人学校特有の課題がありました。ネパール人学校だから、「特別」、「他の学校とは違う」のではなく、共通課題も独自の課題もあると学びました。その中でも、私が関心を持った課題は「ネパール人生徒と日本人の交流の機会が少ない」ということです。私自身、父の仕事の都合で、小学校5年間を中国で過ごし、中国の日本人学校に通いました。その小学校では、現地の学校との交流がありました。このような経験から、幼いころから他文化との交流・共生を学ぶことができたと感じています。幼少期を外国で過ごすことができるのは非常に貴重な経験だと思います。これから、ネパール人学校に通う児童生徒が、日本人と関わることで何かを感じたり、学んだりする機会を作るお手伝いを私もできたらなと思いました。
南條 絢音(岸ゼミ3年生)
高校時代、担任の先生のアフリカでの教育活動を聞いて、国際教育協力に興味を持ち、今回のワークショップに参加しました。私は幼稚園の先生方とのディスカッションで、ゼミと学校の連携について話し合いました。グループでは、オリジナルの教材不足という課題と、先生方から子供たちにゲームを通じて身につけてほしい能力についての意見を聞くことができました。これを参考に、ゼミの活動で一緒に教材開発ができるのではないかと考えました。この機会で築いた関係を基に、ゼミと学校の双方にとって意義のある取り組みを行いたいです。
矢木 穂乃果(岸ゼミ3年生)
私は今回、この合同研修の撮影・編集担当として参加させて頂きました。インターナショナルスクールの先生方は、学生の話に真剣に耳を傾けて、学生と同じ熱量を持ってディスカッションをしてくださいました。先生と学生という異なる立場の両者だからこそ生まれる、新鮮なアイディアが沢山あったのではないかと思います。昼食として美味しいネパールカレーをいただいた際には、先生方にスクールの子供たちの日々の生活の話を沢山聞かせて頂きました。次は実際に、スクールに訪問して、ディスカッションの中で浮かび上がって来た、多文化の児童生徒の学習支援の方法を、実際に子供達との交流の中で模索していきたいなと思います。