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ゲストスピーカーによる特別授業(11月30日実施)

1.実施日    
2020年11月30日(月)10:50~12:30

2.実施場所
オンライン講義

3.科目名
日本近代文学B

4.テーマ
日本の言葉と伝統文化

5.ゲストスピーカー
 桂 竹千代氏 (落語芸術協会二つ目)

6.実施内容
本講義では日本詩歌、中でも俳句を中心に扱っているが、俳句の背景にある季節感とその中での庶民の生き様にも興味を持って貰うべく、毎年落語を実演して聞かせている。
 今回は落語芸術協会二つ目・桂竹千代さんにゲストスピーカーをお願いした。竹千代さんは本学文学部さらには文学研究科、ならびに落語研究会出身であり、その話題は学生達にも身近に感じられるものだったようで皆熱心に受講したようである。
 新型コロナ感染症の影響によりオンラインでの特別授業となったため、予め3本の動画を録画・録音して頂き、それを送って貰い、O-o!Meijiにアップロードしてそれぞれが視聴する形を取ることとした。その3本は次の通り。
① 落語の解説
② 古典落語「時うどん」
③ 新作「古事記」
生まれて初めて落語を視聴する学生も多かったようだが、竹千代さんの軽妙な話術の御蔭で、きちんと最後まで視聴した学生が多かったようである。授業後の感想にもそれがよく表れていた。また、落語家の所作、日常、小道具にも大変興味を抱いたようで、今度は竹千代さんの独演会や寄席に行ってみますという複数の感想もあった。
ただ、やはり目の前で生で演じて頂いた方が臨場感も迫力もあるので、来年度は環境が許せば教室で直接対面して聞かせたいと考えている。

                                                                                                                                                                                                     西山 春文 (科目担当教員)