商学部

前期から開催してきた商学部主催ファッション・ビジネス特別講座シリーズの最終回が11月16日（水）に行われました。

今回は、シャネル社長リシャール・コラス氏のご厚意により、大学の教室から場所を変えて、シャネル銀座ビルディング「ネクサスホール」にて、まさにラグジュアリーな空間の中での開催が実現しました。

定員180名のネクサスホールはほぼ満席となり、普段とは違う高級感漂う雰囲気の中、学生たちはコラス氏の話に真剣な眼差しで聞き入っていました。
講演の途中では、この特別講演の第４回目にご登場いただいたファッション・デザイナーのコシノ・ジュンコ氏の飛び入り友情出演もあり、大いに盛り上がりました。

講演の内容は、ココ・シャネルさんの逸話から始まる、シャネルの伝統として守り抜くことと、新しさの追求との両立について、ならびにシャネルのイメージ戦略と、黒・白・ベージュを基調とした色使いの関係、2004年に竣工したシャネル銀座ビルディング建築にまつわるエピソードとその設計思想、ネクサスホール併設の意味合いなど、まさに「その場」にいることで理解が深まり、それが即座に理解できるという内容でした。

講演終了後には、会場出口でコラス氏へのお礼や握手、写真、サインを求める学生たちが列を成し、その様子は、この講演に対する満足感の高さを物語っているようでした。

このファッション・ビジネス特別講演は今回で終了となりましたが、コラス氏、コシノ・ジュンコ氏には、11月26日に開催される「明治大学創立130周年記念国際シンポジウム」においても、特別講演をお願いしています。
多くの皆さんのご参加を期待するとともに、商学部での「ファッション・ビジネス」に対する新たな取り組みにも是非ご注目ください。