このたび、西山春文ゼミナールの9名〔岩田麗加さん・相原暢さん・浜崎雄輝さん・清水寛子さん(以上4年)高橋一駿さん・二宮良太さん・河西宏允さん・佐々木美友さん(以上3年)桑山里紗さん(以上2年)〕が、第12回龍谷大学「青春俳句大賞」にて最高賞を初めとして多数入選しました。
この龍谷大学「青春俳句大賞」は、2003年より開催されているコンクールで、今回の第12回青春俳句大賞には総数123,987句もの応募がありました。応募作品は、有馬朗人先生をはじめとする、著名俳人と研究者により選考が行われています。
今回選ばれた作品の一部をご紹介します。
<短大・大学生部門最優秀賞> (受賞1名)
河童忌や蓋の開かぬインク瓶 岩田 麗加さん
<短大・大学生部門JTB特別賞> (受賞1名)
祖父の声荒々しくて祭獅子 高橋 一駿さん
<短大・大学生部門入選> (入選計20句のうち10句が本ゼミ生の作品)
春めくや巫女の片耳あらはなる 相原 暢さん
亀鳴くや封を閉じたるラブレター 〃
手をつなぐ影やコスモス揺れてをり 〃
風光る漁師の声のよ0く跳ねて 二宮 良太さん
一粒の確かな重みぶどう狩り 〃
秋雨や図書室の本にほひたる 浜崎 雄輝さん
灯台やふもとに春田かかへたる 清水 寛子さん
黒南風の抜けるシャッター通りかな 河西 宏允さん
牧場を散歩する犬秋日和 佐々木 美友さん
ビー玉を撒きて涼しき座敷かな 桑山 里紗さん
受賞されたみなさん、おめでとうございました。
◆第12回龍谷大学「青春俳句大賞」
http://www.ryukoku.ac.jp/haiku/prize/index.html
なお、右の写真は西山ゼミナール第5期生(現4年生)が卒業制作として完成させた合同句集です。ゼミ生の3年間の想いが詰まった1冊です。