2024年12月7日、8日に日本大学商学部を会場に2024年全国学生保険学ゼミナール全国大会(RIS2024)が開催されました。リスク・保険、その関連領域を学ぶゼミナールを中心とする合同研究発表会の全国大会で、今回は21回目で、13大学15ゼミナールから30チームが参加しました。
MIP(Most Impressive Presentation)は参加ゼミナールの投票によって、MNP(Most Notable Presentation)は実務家の参加者の投票によって、最も印象に残ったプレゼンテーションを決定し、表彰するものです。中林ゼミナールでは1班がMIP第2位、2班がMNP(1日目)第2位、3班がMNP(2日目)第1位に選出され、参加3チーム全てが表彰対象となりました。
MIP第2位 1班(東歩武 藤原実夏 飯塚愛海)
タイトル:「 J1所属チームに対する天候デリバティブ導入提案」
内容:2000年代初頭に天候リスクへの対応策として導入されながら広く普及するには至らなかった天候デリバティブについて、今後自然災害が激甚化する中で新たな形での活用可能性について検討した。そして、JI所属チームに対し、マルチトリガー型天候デリバティブの導入とその活用法について提案を行った。
MNP(1日目)2位 2班(鈴木海都 成田秀弥 橋本八重 眞島珠生)
タイトル:「高齢者の活用が企業に与える影響」
内容:2021年の高齢者雇用安定法改正により70歳までの就業機会の確保が進む中で、高齢者雇用が若年雇用に影響を与えているか実証分析を行った。さらに定性的な分析も加え、高齢者社員の意思を尊重しつつ、若年層の雇用機会を十分に設けられる制度や環境整備の在り方について検討した。
MNP(2日目)第1位 3班(會田姫良里 池田菜那 坂田勇斗 本多裕之)
タイトル:「組み込み型保険の現状分析と新保険の提案について」
内容:保険業界のデジタル化が進行する中で新たな販売手法として台頭してきた「組み込み型保険(embedded insurance)」について、先行研究の検討や保険会社へのインタビューにより現状分析を行った。その結果をもとに、➀マッチングアプリ保険、➁美容院保険の2種類の新商品の提案を行った。
RISホームページ
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