「文化広報誌」を通じてSDGsや国際理解を発信
商学部所康弘ゼミの学生たちは、メキシコ最大級の日本文化フェスティバル「秋まつり(Akimatsuri)」(社団法人日墨協会主催)に向けた国際プロジェクトに取り組んでいます。
本プロジェクトは、メキシコと日本の両政府(メキシコ公教育省と駐メキシコ日本国大使館)が共同で運営する「メキシコ・日本友好基金(Fondo de la Amistad)」の助成(2025年度)に採択され、二国間の学術・文化交流を担う活動として注目されています。
所ゼミ生たちは現在、「日本とメキシコの文化と社会」や「SDGs(持続可能な開発目標)」をテーマにして、50ページ程度の文化広報誌を制作中です。
冊子には、教育制度、食文化・古代文明、環境政策や防災、ジェンダー平等、エコツーリズムなど、両国を比較しながらSDGsに即した内容が盛り込まれます。さらに、駐日メキシコ大使館の外交官へのインタビュー調査の成果や、メキシコ在住のボランティア活動者の声も収録される予定です。
完成した冊子は、2025年秋にメキシコシティで開催される「Akimatsuri」にて、現地来場者(3日間で約1万人)に無料配布。日本の学生の率直な視点を届けることで、メキシコの人々に新しい日本像を紹介し、両国間の相互理解を促進します。
本プロジェクトは、単に雑誌制作にとどまらず、メキシコ外交官や関係者に向けた英語プレゼンテーションや成果発表も行われるなど、学生たちにとっては語学力向上や異文化理解・発信力・協働力を養う貴重な機会となっています。
1. 採択決定通知書(メキシコ公教育省・駐メキシコ日本国大使館)
2.駐日メキシコ大使館で実施したメキシコ外交官へのインタビュー調査①
3.駐日メキシコ大使館で実施したメキシコ外交官へのインタビュー調査②
4.駐日メキシコ大使館で実施したメキシコ外交官へのインタビュー調査③
5.駐日メキシコ大使館で実施したメキシコ外交官へのインタビュー調査④
6.メキシコ外交官や関係者に向けた成果発表のための英語プレゼンテーション