明治大学の卒業生約1,600人への調査から、大学へのロイヤルティの要因を評価した結果、大学ブランドとスポーツが二本柱として機能していました。一方で、本業が教育・研究である大学において、教育・研究分野に対する印象をより強くし、三本目の柱として機能させることが大きな課題です。研究成果を社会に還元することはサイエンスコミュニケーションとしても重視されています。実際、2024年に放送されたNHK「連続テレビ小説」の『虎に翼』は、本学が日本で初めて女性に法学の高等教育を提供開始し、日本初の女性弁護士となった三淵嘉子氏を扱ったことで、卒業生のロイヤルティ向上に寄与しました1。しかし、ドラマでは一時的なコミュニケーションに限定されるため、教育・研究の成果を社会に伝え続ける存在が必要です。そこで、商学部加藤拓巳ゼミは、明治大学の有する研究成果をプレゼントやお土産として具現化する「明大グッズ Powered by Meiji Research」を企画しました。その第一弾として、総合数理学部先端メディアサイエンス学科中村聡史研究室に協力をいただき、「BADUIからデザインを学べる付箋」を開発しました。BADUIとは、実際に使いにくい／わかりにくいユーザインタフェースを意味します。面白くて学びになる付箋で、同僚・友人・家族のコミュニケーションに使っていただければ幸いです。
「BADUIからデザインを学べる付箋」
・商品価格：500円
・発売開始：2026年1月8日予定
1: Kato, T., & Arahata, T. (2025). Effects of university-related dramas on the intention to purchase university merchandise. Journal of Promotion Management, 1-24. Taylor & Francis. https://doi.org/10.1080/10496491.2025.2495005
企画・制作 明治大学商学部加藤拓巳ゼミ
プロジェクトマネジメント 福島みちる 岩宮悠 小圷凜 坂巻駆
デザイン 伊藤佳音 及川江里子 姜炅旼 加藤陽眞
佐藤賢介 宮本夏芽
デザイン監修 左中瑠奈
制作協力 総合数理学部FMS学科中村聡史研究室
株式会社明大サポート 小岩井慎 三浦亜優美
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