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商学部

三和ゼミナールが「東京金融賞2025」審査員特別賞を受賞

2026年03月13日
明治大学

三和ゼミナールが、「東京金融賞2025」のサステナビリティ部門、サステナブル人材カテゴリにおいて審査員特別賞を受賞しました 。202632日、東京都内にて授賞式が開催されました。

冒頭、小池知事は挨拶の中で、「AI、ブロックチェーン、ビッグデータ分析などのテクノロジーが驚異的なスピードで進化し、新しい考え方が生まれてきた」と述べられました 。さらに、「金融の力がますます大きなものになっていく。新たな技術と金融の力を融合させることが、押し寄せる変化の大波をチャンスに変え、社会課題の解決へつながっていくと考えている」と語り、テクノロジーと金融の融合による社会的価値創出への期待を示されました。

 ・受賞の背景と評価ポイント

山岡審査委員長からは、三和ゼミの活動に対し以下のコメントをいただきました 。

「サステナビリティというのは、今ブームだけではだめなわけで、今後何十年も世代を超えて続かないと、そもそもサステナブルではないということです 。そのために人材育成がとても重要でありますが、人材育成の活動は、なかなか成果がみえにくいです 。そこに真摯に取り組んでおられるということが、今回受賞された方は高く評価されました 。特に三和ゼミについては、まさにこれから社会で活躍する現役の学生さんに教育を続けておられることが高く評価されました」

【ゼミ活動の評価ポイント】

  • 「愛ある金融」をテーマに、これまで社会にサステナブルな人材を輩出してきたこと
  • グローバルな社会課題をインドネシアなどの研修を通じて学び、金融は何ができるかを考える活動
  • 企業の統合報告書を学生の目線で評価する活動
  • 機関投資家の様々なサステナブル促進活動に参加したこと
  • 現役学生がゼミ募集時にサステナブルファイナンスの説明を充実させるなど、募集活動に尽力し、成果につながったこと

 ・受賞者コメント

2年ゼミ長・伊藤瑛介君

1年半前、私が三和ゼミナールの入室試験に臨むときはこのゼミに入りたい!という思いだけで先のゼミの活動まで意識が回っていませんでした。ゼミ長として活動し始めても目の前の活動に精いっぱいな状態でした。ただ、もっとみんながファイナンスについて学べるようにしたいという思いから、ゼミの時間で毎週の金融ニュース共有などいくつかの施策を行いました。また、ゼミナール募集時には多くの1年生にファイナンス分野に興味を持ってほしいという思いから5回のゼミガイダンスを行い、Instagramでも積極的にESG投資、統合報告書について発信しました。結果として68名の1年生が応募してくれたことを知ったときは凄くうれしかったです。今回の東京金融賞はこのような学生の取り組みが評価されたのではないかと思いますが、決して僕たちの代だけではなく、先輩たちの活動もあってのことだと思います。今までの先輩方と三和先生に心から感謝しつつ、これからも頑張っていきたいです。」

担当教員・三和裕美子教授

「今回の受賞は、何よりも20年以上にわたって共に歩んできた歴代のゼミ生たちの努力が実を結んだものだと思います。1期生から現在まで一人ひとりの顔が浮かびます。みんな、本当にありがとう。また、これまで様々な企業の皆様を訪問させていただきました。皆様に心から感謝申し上げます。私が提唱する『愛ある金融』とは、単に数字を追うことではありません。金融経済が肥大化し、出し手と受け手の顔が見えにくくなった現代だからこそ、数字の裏側にある『人間』や『社会』を想うことが不可欠です。換言すれば、効率性や収益性だけに埋没しない『顔の見える金融』のあり方です。金融の肥大化によって失われがちな『相手を想う視点』を、いかにサステナブル・ファイナンスの実践の中で養うかを考えながら指導してきました。ゼミでは、インドネシアでの環境問題現地研修や、企業の統合報告書への学生フィードバックなど、徹底して『実学』を重視してきました。教室を飛び出し、現場で葛藤し、対話を重ねる。その泥臭い経験こそが、真にサステナブルな社会を創る力になると信じています。この賞は、未来の金融を切り拓こうとする学生たちへの最高のエールだと感じています。」


 授賞式の冒頭、挨拶を行う小池百合子東京都知事 授賞式の冒頭、挨拶を行う小池百合子東京都知事

審査員特別賞を受賞した三和裕美子教授(左)と、山岡浩巳審査委員長(右)審査員特別賞を受賞した三和裕美子教授(左)と、山岡浩巳審査委員長(右)

 授賞式でプレゼンテーションを行う2年ゼミ長・伊藤瑛介君 授賞式でプレゼンテーションを行う2年ゼミ長・伊藤瑛介君

 「東京金融賞2025」授賞式の集合写真 「東京金融賞2025」授賞式の集合写真