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文学部

明治大学文学部・テンプル大学ジャパンキャンパス共同連続講座「セクシュアリティの諸問題 グローバルな視座から」 Sexuality Issues Global Perspectives 開催のお知らせ

2019年01月19日
明治大学 文学部事務室

 日本では、学問諸分野でセクシュアリティ研究への関心は低いままで推移し、世界的な研究水準との差はますます大きくなってきました。また現実に、セクシュアリティの面で悩みや苦しみをもって生きている人たちは少なくありませんが、学問研究に支えられた社会的知が共有されていないために、人々の苦悩は手つかずに置かれがちです。
 このたび、明治大学文学部・テンプル大学ジャパンキャンパスでは、共同連続講座を開講します。日本社会のセクシュアリティの現実を、さまざまな専門領域の講師が、世界的な研究結果をとりいれつつ分析し、参加者とともにセクシュアリティを学問的に考える営みを始めます。セクシュアリティをタブー視や「色もの」視するのとはまったく異なる見方が示されるでしょう。
 各分野の研究者、臨床家、学生など、多くの方の参加をお待ちしています。
(予約不要、入場無料、大学の正式な単位にはなりません。)
 テンプル大学ウェッブサイトのイベントページはこちら

第1回 2019年1月28日(月) 18:30~20:00 明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール
講師:Dariusz Piotr Skowronski ダリュッシュ ピオトゥル スコブロインスキー
(テンプル大学Assistant Professor 臨床心理学・ヒューマンセクソロジー)
「セクソロジー入門 カップルの性的問題とそれへの臨床的介入」
The Introduction to Sexology and Couples Sexual Problems and Clinical Interventions. (言語:英語 日本語スライド付)

 内容詳細・ポスターはこちら

【参考】
駿河台キャンパス キャンパスマップ
www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

最初のシリーズとして以下のように4回までを予定しています。

第2回 2019年2月7日(木) 18:30~20:00 テンプル大学ジャパンキャンパス 麻布校舎1階 学生ラウンジ「The Parliament」
地図 www.tuj.ac.jp/jp/maps/tokyo.html
講師:平山満紀 Maki Hirayama(明治大学文学部准教授 社会学)
「近代化、西洋化以前の日本におけるセクシュアリティの慣習とその意味世界」
The Customs and the Universe of Meaning of the Japanese Sexuality before the Era of Modernization and Westernization. (言語:英語)

第3回 2019年3月28日(木) 18:30~20:00 テンプル大学ジャパンキャンパス 麻布校舎1階 学生ラウンジ「The Parliament」
地図 同上
講師:Alice Pacher アリス パッハー(明治大学大学院文学研究科博士後期課程 社会学)
「現代の日本とドイツ語圏の国々における性的親密さ(あるいはその無さ)を考える:セックスレスカップルのインタビュー結果より」
An Exploration of (No) Sexual Intimacy in Contemporary Japan and German-Speaking Countries: Introducing Interview Results about Sexless Couples. (言語:英語)

第4回 2019年4月10日(水) 18:30~20:00 明治大学駿河台キャンパス  グローバルフロント1階 グローバルホール
講師:森木美恵 Yoshie Moriki(国際基督教大学上級准教授 文化人類学)
「日本の家族における『川の字就寝』とセクシュアリティ」
Kawanoji-Sleeping Practice and Sexuality in Japanese Families(言語:英語 日本語スライド付)

 内容詳細・ポスターはこちら

主催:講座セクシュアリティの諸課題実行委員会
後援:明治大学文学部、テンプル大学ジャパンキャンパス
問い合わせ先:明治大学文学部 bungaku@mics.meiji.ac.jp