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国際日本学研究科

経団連および経団連会員企業における最先端のダイバーシティ・インクルージョンの取り組みを聴きました

2021年06月23日
明治大学 大学院国際日本学研究科

国際日本学研究科の多文化共生・異文化間教育研究(博士課程前期)ではこの春学期、「企業とダイバーシティ」を開講しています。企業におけるダイバーシティ・インクルージョンを推進する経団連のソーシャル・コミュニケーション本部の全面的な協力を得て、経団連事務局より同本部長の正木義久さん、経団連の会員企業より日本ユニシス業務執行役員の白井久美子さん、三井住友海上火災保険常務執行役員の本島なおみさん、セガサミーホールディングス執行役員・サステナビリティ推進室長、セガサミービジネスサポート代表取締役社長の一木裕佳さんの3名の女性役員にご登壇いただきました。

 

企業におけるダイバーシティ・インクルージョンは、社会貢献的なものではなく、実際に営業利益率の向上など業績の向上につながるものであること、企業内における制度を整えるだけではなく、企業人一人ひとりが意識して「アンコンシャス・バイアス」(無意識の偏見)を取り除いていかない限り進まないこと、外国人や女性の活躍促進、障がい者の活用、LGBTQへの配慮など拡がりをもちつつあることなどをお話しいただきました。

 

履修学生は、そうした企業におけるダイバーシティ・インクルージョンの理念や具体的な取り組み、課題を理解することとなり、各自の研究を深めるための知見を得ることができたものと考えています。

 

資料の一部は、GitHubにて公開されています。

WebRelease2/preview.1624406858132.pjrf1r0000000020/6t5h7p00003cabi8/6t5h7p00003ba9v0/6t5h7p00003ba9v1/a1624409792962.pdf

 

国際日本学研究科兼任講師 井上洋

明治大学大学院