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問題分析ゼミナール(3年生)紹介[宮田 泰]

明治大学情報コミュニケーション学部 問題分析ゼミナール(3年生)紹介
宮田 泰 専任講師
(主要担当科目)紛争解決システム論

≪学生へのメッセージ≫

分析ゼミからの履修でも対応できるように解説させていたします。紛争解決システム論をともに学びましょう。
■研究テーマ
紛争解決システム論 
■研究内容
 紛争解決システム論では,民事訴訟の制度と手続に関する理論を学ぶことを目的としている。そこでは,私人間の私的自治をめぐる紛争ないし事件を対象としており,より具体的な例を挙げると,金銭の貸し借り,土地の明渡し,交通事故の救済問題などを指摘することができる。裁判所はこの種の事件をどのような手続に則って解決しているかということを考察する。つまり,訴訟制度を民事訴訟法学の観点から,理論的かつ学際的に考察することを中心に据えている。具体的な用例を用いながら,各回を追うごとに,現代の紛争解決制度全般に渡って,幅広い理解が得られるように指導する。 
その他(学生へのアドバイス)
 本講座は,法学や法律系の科目に興味関心のある学生を対象としております。学習範囲は民事訴訟を中心としておりますので,法律科目全般に渡って詳細な知識が得られると言うよりも,裁判制度を中心に,個別的な法規の検討が行われるということになります。また,本講座は,紛争解決制度の全体像を示し,その理解を深めることがねらいであり,情報あるいはコミュニケーション学という立場からの特殊研究を行っている訳ではありません。裁判への興味や関心を呼び起こすことがねらいです。