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情報コミュニケーション
学部

海外大学との短期学生交流プログラムを実施しました

2011年11月14日
明治大学 情報コミュニケーション学部

  情報コミュニケーション学部は、タイのタイ国立シーナカリンウィロート大学、キングモンクット工科大学との短期学生交流プログラムを実施しました。海外大学との学生交流プログラムは、2010年9月に実施したキングモンクット工科大学との学部間交流プログラムに続き、本学部では2回目となります。本プログラムは、「タイへの本学部生送り出しプログラム」と「タイ人学生の本学受け入れプログラム」から構成され、2011年9月から11月にかけて実施しました。本学部では、今後も海外大学との国際交流を推進していきます。

「学生送り出しプログラム」
  本プログラムは2011年9月12日から18日までの約1週間、シーナカリンウィロート大学にて実施され、本学部3年生18名が参加しました。参加学生は8月、本学においてタイを中心に東南アジア諸国の社会状況などについての講義など事前学習を重ねました。
  学生は、タイにおいて、シーナカリンウィロート大学の講義への参加や現地企業の見学、日本大使館への表敬訪問を行いました。学生にとって、アジアで働くことや日本と異なる社会や文化について、理解を深めるきっかけになりました。

「タイ人学生受け入れプログラム」
   本プログラムは、2011年10月17日から11月6日までの約3週間、本学において実施しました。シーナカリンウィロート大学及びキングモンクット工科大学から各4名、合計8名の学生が参加しました。本プログラムでは「学生送り出しプログラム」に参加した本学部生が、タイ人学生の実習補助を行いました。
  来日した学生は、本学部講義への参加を通じて、日本語や日本文化への理解を深めました。授業の一環として浴衣着用の琉球舞踊体験や国内企業見学、学園祭への参加や山中セミナーハウス合宿を行いました。 
  修了式は、11月4日に開催され、細野はるみ情報コミュニケーション学部長から8名のタイ人学生へ修了書を授与しました。修了式に続いて行われたレセプションは、駐日タイ王国大使館公使、シーナカリンウィロート大学経済公共政策学部長、同副学部長、外務省儀典官をはじめ、本プログラム関係者臨席のもと、盛大に開催しました。

   本学部では、来年度も引き続き、タイの大学との学生交流プログラムを実施する予定です。

【学生送り出しプログラムに参加した本学部生の感想】
  本プログラムに参加して、海外とりわけアジアで働くためには、相手の国について深く理解するとともに自分の考えを伝えるコミュニケーション能力が必要であると認識しました。
  タイの日系企業及び工場訪問をとおして、相手の国の歴史、風土、国民性そして日本に対する感情などを理解した上で、コミュニケーションを促進し、互いに働きやすい環境を創っていくことが大切だと気付きました。相手国の文化に敬意を払い人々を理解することなしには、その国で働くことは難しいと思いました。
  タイ人学生との交流からも異文化による多くの刺激を受けました。互いの国の文化や大学生の生活スタイルについての意見交換を通じて、タイをより身近な国に感じることができました。

【学生受け入れプログラムに参加したタイ人学生の感想】
  一番感謝したいことは、学習準備のことです。日本人の友達が簡単な言葉で説明してくれます。私は日本語があまり上手ではないので、手伝ってもらえてよかったです。3年生の友達だけではなく、1年生から4年生まで知り合いになれました。今、日本人の友達ができてよかったです。
  琉球舞踏のワークショップでは自分で浴衣を着ました。このプログラムに参加しなかったら、このようなことはしないかもしれません。山中セミナーハウス合宿中のアクティビティはとても楽しかったです。日本の文化とタイの文化を交換するのはいいと思います。日本の友達はいろいろなことを説明してくれました。日本の新しい言葉をたくさん知りました。
  交流プログラムは国籍を超えて、お互いのことをわかり合おうとすることが目的でしょう。これが一番大切だと思います。たくさんの先生方やサポーター学生達に本当に感謝しています。プログラムに参加した三週間の思い出を大切にしたいと思います。