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情報コミュニケーション
学部

2014年度ベトナム短期学生交流受け入れプログラム実施報告

2014年07月29日
明治大学 情報コミュニケーション学部

和装体験和装体験

講義での様子講義での様子

富士山にて富士山にて

地下鉄博物館地下鉄博物館

修了式でのスピーチ修了式でのスピーチ

石川学部長より修了書を授与石川学部長より修了書を授与

修了式にて修了式にて

 情報コミュニケーション学部は2014年7月20日、本年から初めて実施したベトナム短期学生交流受け入れプログラムを無事終了しました。本プログラムは、タイ・ラオスとアメリカに続く、本学部3つ目の短期海外交流プログラムとなり、「ベトナム人学生の本学部受け入れプログラム」と「本学部生のベトナムへの送り出しプログラム」から構成されています。今回、ベトナム国家大学ハノイ外国語大学東洋言語文化学部日本語学科から学生9名を約2週間受け入れました。
 受け入れプログラム期間中は、9月のベトナムへの送り出しプログラムに参加する情報コミュニケーション学部生21名が「サポーター」として、受け入れ学生の日本語の学習や生活のサポート、大学内や都内の案内をしました。受け入れ学生は、本学部の授業、2泊3日の山中セミナーハウス合宿、地下鉄博物館等の都内視察などに参加し、明治大学や日本について理解を深めました。
 7月18日、受け入れ学生は日本語のスピーチに挑戦しました。「富士山に行き初めて標高2300mを経験できて超ラッキー」、「日本の電車のシステムは難しいけれど、プリペイド型電子マネーがあればどこにでもいける」、「日本は自動化されていてとても便利」、「ベトナムではご飯の片づけは店員がやるけれど、日本では自分でやらなければならない」、「日本人は冷たいと言われていたけれど、親切に世話してくれた」など、来日して気付いた日本とベトナムの違いや日本の良いところ、びっくりしたところ、好きなところを思い思いに感想を述べました。特に富士山に登ったり風鈴に絵付けしたり、着物を着たりしたことがとても良い思い出になったと全員が口を揃えて振り返りました。
 同日に行われた修了式にて、石川幹人学部長より9名に修了書が授与され、参加した本学教員や学生とともにプログラムの成功を盛大に祝いました。
 本学部生からは、「日本のことや日本語を吸収しようとする受け入れ学生の姿をみて、ベトナムのことをもっと知りたいと思った。また、ベトナムで日本の文化を発信できるよう、勉強してからベトナムに向かいたい」と送り出しプログラムへの意気込みを示しました。9月の送り出しプログラムでは、ベトナム人学生との交流活動のほか、現地の学校で日本語や日本文化の紹介について「SEND(Student Exchange –Nippon Discovery)」プログラムを組み込んで実施し、日本とASEAN との架け橋となる人材の育成を目指します。

2014年度ベトナム短期学生交流プログラム(受け入れ)スケジュール(一部紹介)
7月7日(月) 日本到着
7月8日(火) 開講式、授業「問題分析・解決ゼミナール」
7月9日(水) 風鈴絵付け体験、授業「問題分析・解決ゼミナール」
7月10日(木) 江戸東京たてもの園、授業「インターンシップ入門」
7月11日(金) 山中セミナーハウス合宿
7月12日(土) 山中セミナーハウス合宿(講義)
7月13日(日) 山中セミナーハウス合宿
7月14日(月) 和装体験、留学生新聞作成
7月15日(火) 明治大学周辺散策、はとバス東京夜景ツアー
7月16日(水) 地下鉄博物館、上野動物園
7月17日(木) 授業「政治コミュニケーション」・「現代政治学I」
7月18日(金) スピーチ大会、修了式
7月19日(土)~帰国日 自由行動

受け入れ学生の感想(原文のまま掲載)
●明治大学の授業を体験させてくれました。そのため、日本の大学の勉強し方が分かりました。帰国したあとで、自分の勉強に役立つと思います。受け入れプログラムの内容は豊富で、有益だと思います。大学の授業に出たり、日本の伝統的な文化を体験したり、日本人とたくさん話したりしので、語学力も日本についての知識も上達しました。
●プログラムはとても良かったです。明治図書館のシステムを紹介してもらって素晴らしいです。ベトナム戦争について議論しました。東京の駅について紹介しました。鉄道のシステムがよくわかりました。日本語の聴解と会話が改善されました。
●2週間に日本文化を体験するチャンスがありました。日本にもっと興味を持つようになりました。