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学部

【情報コミュニケーション学部】2014年度メンフィス大学短期留学プログラム実施報告

2014年11月12日
明治大学 情報コミュニケーション学部

メンフィス大学のタイガーとメンフィス大学のタイガーと

キャンパスの風景キャンパスの風景

バディとの昼食バディとの昼食

日本紹介プレゼンテーション1日本紹介プレゼンテーション1

日本紹介プレゼンテーション2日本紹介プレゼンテーション2

修了書を持って修了書を持って

「リサ・マリー号」と「リサ・マリー号」と

メンフィスでの1枚メンフィスでの1枚

スーパーでの買い物スーパーでの買い物

バディ達との楽しい時間バディ達との楽しい時間

 情報コミュニケーション学部は、2014年8月4日から17日までの約2週間、本学部設置科目「国際交流(アメリカ)」の一環としてアメリカ・テネシー州メンフィス市にあるメンフィス大学への短期留学プログラムを実施しました。2014年度で3度目の実施となる本プログラムには、情報コミュニケーション学部生26名(1年生15名、2年生10名、3年生1名)が参加しました。
 本プログラムは、文化的・歴史的に伝統のあるメンフィス大学で、単なる語学研修ではなく、歴史・文化・政治についてアカデミックな方法と実践的な方法の両面から学び、将来日米の架け橋となり、国際舞台で活躍する人材の育成を目指します。具体的には、メンフィス大学教授による講義、現地学生達とのワークショップと、学習内容に関連する機関や博物館への訪問を組み合わせたプログラムです。
 参加者は、8月4日から8月13日までメンフィス大学に滞在し、ほとんど日本語を使うことなく生活しながら、英語での講義を受講し、歴史的施設(訪問場所は以下スケジュールを参照)を訪問しました。多くの参加者が一番の思い出は、学習・生活面をサポートしてくれた現地学生「バディ」達との英語での交流であると述べ、本プログラムの目的でもある学生交流を達成することができました。バディ達の多くは日本語を学んだ経験があり、日本に対する興味を強くもっており、彼らとの交流を通して、本学部生も自国に対する知識や意識を深めたい、英語をさらに上達したい、と刺激を受けました。
 8月14日からは、ロサンゼルスに滞在し、その期間中に日系アメリカ人国立博物館を訪れ、メンフィス大学で学んだアメリカの歴史や政治、文化を日本からの移民の問題を絡めて考える機会を得ました。
 参加者は、本プログラムの参加や派遣プログラムの報告書作成等を含め、「国際交流」(2単位)を修得することができます。2015年度も本プログラムを開催し、在学生向けの国際交流ガイダンスを4月初めに実施する予定です。

2014年度メンフィス大学留学プログラムスケジュール(一部紹介)
8月4日(月) アメリカへ出発、メンフィス大学到着
8月5日(火) オリエンテーション、バディの紹介、キャンパスツアー、歓迎会
8月6日(水) グレースランドへのエクスカーション
8月7日(木) 講義(アメリカの大衆文化)、国立公民権博物館、ロックンロール博物館
8月8日(金) バディとの学習交流、メンフィスツアー
8月9日(土) ビル・クリントン大統領図書館
8月10日(日) 自由行動
8月11日(月) 講義(アメリカの歴史)、バディとの学習交流
8月12日(火) 講義(アメリカ政治レトリック)、バディとの学習交流
8月13日(水) 明治大学によるプレゼンテーション、フェアウェルパーティー
8月14日(木) ロサンゼルスへ移動、日系アメリカ人国立博物館
8月15日(金) ディズニーランド
8月16日(土) ディズニーランド
8月17日(日) ロサンゼルス出発
※次年度以降本プログラムを開催する場合、内容を変更する可能性があります。

参加学生の感想
●毎日英語に触れ英語で会話することによって、苦手としていた英語の聞き取りが以前よりできるようになったと感じています。アメリカの文化と日本の文化を比較してみた際に、アメリカについての知識が足りていないと感じることがあり、下調べをもっとしておけばよかったと感じました。しかし、アメリカの知識だけでなく、自国である日本についての知識も不足していることを痛感し、今後はより自分の周りで起こっていることに気を留め、知識として蓄積していく必要があると思いました。アメリカの歴史について学び、やはりアメリカは奴隷制度とともに文化をつくりあげ、成長してきたのだと知り、そのアメリカがどのように差別をなくしていったのか知りたいというさらなる学習意欲が湧きました。(1年生)
●初めての、アメリカ人が受ける授業と同じレベルの英語での授業を受け、完全に聞き取ることはできませんでしたが、アメリカの文化や歴史について今まで知らなかった事柄について学ぶことができました。今まであまり知らなかった人物のミュージアムに行くことができたため、新たな興味が広がりました。当然のことではありますが、説明書も全て英語であるため、人物や音楽などについて知ることができただけではなく、適度な長さの英語をある程度の時間内で読む練習にもなりました。わずか2週間でしたが、たくさんのアメリカ文化に触れることができ、アメリカに対する関心が増えました。他の国にも行き、他の文化に触れ、様々な考え方を知り、自らの視野を広げ、沢山の人と関わってみたいと思うようになりました。(1年生)
●バディ達の優しさに触れ、毎日が本当に充実していてあっという間の2週間でした。とても楽しかったです。(1年生)
●今回のプログラムでは、様々な博物館への訪問が多く含まれており、実際に自分の目でアメリカの文化や歴史、政治を学ぶことができ、それと同時に、さらにアメリカのことをもっと知りたいという思いも強くなりました。語学面では、バディとの交流によって、英語力の不足を痛感するとともに、もっと現地の人とうまく英語でコミュニケーションがとれるようになりたいという思いも強くなり、英語に対する意欲も非常に高まる大変良い機会となりました。(1年生)
●学部内でも、アメリカにもたくさん友達ができて、素晴らしい毎日だったと思います。秋学期での、大学生活も勉強もがんばろうという、前向きな気持ちになれました。(2年生)