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サイエンスアゴラのキーノートセッション『人獣共通感染症へのチャレンジ』で小田光康准教授が講演

2016年09月26日
明治大学 情報コミュニケーション学部事務室

 東京・お台場の日本科学未来館で11月5日に開かれる「サイエンスアゴラ」 (科学技術振興機構主催)のキーノートセッション『人獣共通感染症へのチャレンジ』に情報コミュニケーション学部の小田光康准教授が、東京大学医科学研究所の甲斐知惠子教授と東京農工大学大学院農学研究院の水谷哲也教授と共に講演します。

 サイエンスアゴラは、異なる分野・セクター・年代・国籍を超えた関係者をつなぎ、さまざまな人たちが各地で主体的に推進する活動の広場です。今回で11回目となるこのイベントは「つくろう、科学とともにある社会」をコンセプトに、科学技術を巡るさまざまなテーマについてのシンポジウム「キーノートセッション」が複数開かれます。

 甲斐教授はマレーシアで発生した未知の病原体による脳炎の原因究明や防御法開発について紹介します。水谷教授は遺伝子変異の予測や病原体を媒介する野生動物や吸血昆虫の移動予測による感染症発生予測の構想について紹介します。そして小田准教授はタイ北部での自治体、寺院、国際NGO、地域住民、そして大学が連携した狂犬病予防にみる新たな公衆衛生概念について紹介します。

 この後、東京農工大学大学院農学研究院の澁澤榮教授と東京大学大学院理学系研究科物理学専攻の須藤靖教授が加わった人獣共通感染症に関する国際的な最新の取り組みについてのパネル・ディスカッションが行われる予定です。

入場無料で参加申し込みと内容の詳細は以下のサイトでお願いいたします。

http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/session/ab_117/

サイエンスアゴラ、キーノートセッション『人獣共通感染症へのチャレンジ』 
日時:2016年11月5日(土)10:30-12:00
場所:日本科学未来館 7階 未来館ホール
登壇者:
澁澤 栄(東京農工大学大学院 農学研究院教授、日本学術会議第二部会員)
甲斐 知惠子(東京大学医科学研究所感染症国際研究センター教授,高病原性感染症系分野長、日本学術会議第二部会員)
小田 光康(明治大学情報コミュニケーション学部専任准教授,明治大学感染症情報分析センター長)
水谷 哲也(東京農工大学大学院農学研究院教授,農学部附属国際家畜感染症防疫研究教育センター長)
須藤 靖(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授、日本学術会議第三部会員)