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情報コミュニケーション
学部

小田光康ゼミナールが「アクティブ・ラーニング」の一環として、平昌五輪を取材しました

2018年04月10日
明治大学

平昌五輪のメインプレスセンター平昌五輪のメインプレスセンター

女子カーリングの日本代表チーム女子カーリングの日本代表チーム

国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の記者会見国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長の記者会見

ATRの記者ブースATRの記者ブース

 情報コミュニケーション学部小田光康ゼミナールでは、小田准教授とゼミ生OBの橋本大周君(大学院情報コミュニケーション研究科修士課程2年・指導教員中村義幸教授)の2人が、ジャーナリズム・メディア分野のグローバル人材育成に向けた「アクティブ・ラーニング」の一環として、この度、平昌冬季五輪を米五輪専門メディア「Around The Rings(ATR)」の記者として取材しました。
 五輪取材には各国のオリンピック委員会を通じて国際オリンピック委員会(IOC)から発行される記者証が必要で、これは非常に限られたメディアにしか発行されません。また、冬季五輪で学生に記者証が発行されたのは今回がはじめてです。米国オリンピック委員会を通じて、2016年リオデジャネイロ五輪の1枚に引き続き今回、小田ゼミには2枚の記者証を発行されました。

 小田ゼミではATRの協力を得て、教員と有志学生らがジャーナリズム教育の実践の場として非営利型パブリック・メディア「Around the Rings Japan(ATR Japan)」(代表:小田光康准教授)を運営しています。ゼミ生はこれまで、リオ五輪大会や札幌アジア大会、国際オリンピック委員会(IOC)への国際取材や、2020年東京五輪パラリンピック関連の国内取材を重ねてきました。この結果はATRに英文記事として、また、ATR Japanに邦文記事として掲載しています。


■ATRについて
米ジョージア州アトランタに本部を置くATRはエド・フーラCEO兼編集長が1990年に創立した五輪専門の報道機関で、1992年のバルセロナ大会から2016年のリオデジャネイロ大会まで夏季・冬季の五輪すべてを取材してきました。国際オリンピック委員会(IOC)の本部があるスイス・ローザンヌに特派員を置き、総勢約20人のジャーナリストがIOCや日本オリンピック委員会(JOC)など各国のオリンピック委員会、国際競技団体(IF)を中心に取材活動をしています。五輪大会の競技そのものよりも、五輪を取り巻く政治・経済・社会に関する出来事を取材対象にしていることが特徴です。また、フーラ編集長は毎日新聞で『五輪を語ろう』という連載コラムを担当しています。
(ATRのHP:http://aroundtherings.com/site/1/Home