学部別入学試験
2018年度アセアン短期学生交流受入プログラム実施報告
2018年08月20日
明治大学 情報コミュニケーション学部事務室
浅草寺
日本文化特別講義
鶴岡八幡宮
日本文化ワークショップの様子
日本文化ワークショップでゆかた体験
NHK放送博物館
とうきょうスカイツリー
江戸東京たてもの園
修了式
情報コミュニケーション学部は、本年6月11日から7月1日まで「アセアン短期学生交流プログラム」を実施し、無事終了しました。本プログラムは2010年度に始まり、今年度は9年目となります。今年度はタイのシーナカリンウィロート大学人文学部、モンクット王ラカバン工科大学教養学部、ラオスのラオス国立大学文学部の3つの大学から計12名の学生を受け入れました。
本プログラムは、今後も一層の発展が期待される東南アジアから学生を受け入れ、日本語・日本文化に関する授業を通じて、参加学生の日本への理解を深めつつ、ゼミナールなどの少人数授業参加することで、たくさんの学生交流を行います。これにより本学の学生も異文化経験する機会を得て、海外を身近に感じることができるようになります。参加者からも日本の社会・習慣・文化への理解が深まったとの感想が聞かれました。
参加した留学生の多くは、当初日本語に自信がなく不安に感じていたようですが、一人ひとりにバディを配置し、日々、SNSなども利用しコミュニケーションを促すことで、不安が解消されていったようです。最終日のスピーチでは、参加者らが日本語のコミュニケーション能力の向上を実感したことがうかがえました。
また、日本語を学び、日本の社会・文化を理解している学生は、 海外進出企業にとって貴重な人材です。本プログラムは、企業見学を通じ、日本企業の魅力を実感してもらうことも目的としています。今年度は富士通とキューピーを見学し、日本の技術力や品質管理・製品開発などについて学びました。また、参加者らのキャリア形成に役立つよう、日本で働く過年度参加者を招き、就職への向き合い方について話をしてもらい、参加者らに日本語や日本についての学習意欲向上につながったようです。
<スピーチ大会からの参加者の主な感想>
「日本に来る前・・・日本語が上手ではなくて、会話も上手ではないので、皆さんと話せないかなと思って、心配しました。しかし、そんなことはありませんでした。分からない場合や聞き取れない場合があっても、・・・簡単に説明してくれたり、ゆっくり話してくれたりしました。・・・みなさんと、いろいろな活動をしてとても楽しかったです。」(タイ 男子)
「このプログラムに参加して、バディとサポーターの皆さんと明治神宮や、鎌倉などに行った時、日本人が歴史のことを簡単に説明してくれたのは勉強になったし、素敵な思い出になりました。中でも浴衣を着る活動の時が、一番印象に残った時間でした。」(タイ 女子)
「今まで経験したことがないことを経験することができて、うれしかったです。日本人とタイ人とラオス人も友達にできて、うれしかったです。バディとサポーターと遊んだり、おしゃべりしたりしたおかけで、私は前より(日本語に)自信を持てるようになったと思います。」(タイ 女子)
「問題やたいへんなことがあるときに、サポーターさんやタイの友達などが私をたすけてくれて、本当にありがとうございました。」(ラオス 女子)
<2018年度アセアン短期学生交流プログラム(受入)スケジュール一部紹介>
6月11日(月) 日本到着
6月12日(火) 開講式、オリエンテーション、浅草見学
6月13日(水) 授業「日本の寺社と参拝方法」、都内見学 明治神宮
6月14日(木) 授業「日本における多文化共生」(フィールドワーク)、
授業「アセアンと日本」、キャリア形成支援:日本における留学生活
6月15日(金) 授業「日本文化講義」 「実践日本語会話」
6月16日(土) 山中セミナーハウス合宿 (文化交流アクティビティ)
6月17日(日) 山中セミナーハウス合宿
6月18日(月) 日本語による学生交流「タイ語・ラオス語を教える」(1)
企業見学:キューピー・マヨテラス
6月19日(火) 学生交流 (国際協力ゼミ)、都内見学:江戸東京博物館
6月20日(水) 授業 「タイ語」履修学生との学生交流
都内見学:三鷹の森ジブリ美術館
6月21日(木) 日本文化ワークショップ (浴衣、盆踊りなど)
都内見学:NHK放送博物館、授業「アセアンと日本」
キャリア形成支援:日本で働くことについて
6月22日(金) レポート作成、都内見学:とうきょうスカイツリー
6月23日(土) 屋形船での懇親会 (過年度参加者との合同)
6月24日(日) 自由行動
6月25日(月) 日本語による学生交流「タイ語・ラオス語を教える」(2)
6月26日(火) 授業「自国における自国文化・外国文化」(プレゼンテーション)
企業見学:富士通 テクノロジーホール
6月27日(水) 授業「アセアンと日本」、都内見学:江戸東京たてもの園
6月28日(木) 授業「日本における多文化共生」(まとめ)、学生交流
6月29日(金) スピーチ大会、修了式・フェアウェルパーティ
6月30日(土) 自由行動
7月 1日(日) 帰国
本プログラムは、今後も一層の発展が期待される東南アジアから学生を受け入れ、日本語・日本文化に関する授業を通じて、参加学生の日本への理解を深めつつ、ゼミナールなどの少人数授業参加することで、たくさんの学生交流を行います。これにより本学の学生も異文化経験する機会を得て、海外を身近に感じることができるようになります。参加者からも日本の社会・習慣・文化への理解が深まったとの感想が聞かれました。
参加した留学生の多くは、当初日本語に自信がなく不安に感じていたようですが、一人ひとりにバディを配置し、日々、SNSなども利用しコミュニケーションを促すことで、不安が解消されていったようです。最終日のスピーチでは、参加者らが日本語のコミュニケーション能力の向上を実感したことがうかがえました。
また、日本語を学び、日本の社会・文化を理解している学生は、 海外進出企業にとって貴重な人材です。本プログラムは、企業見学を通じ、日本企業の魅力を実感してもらうことも目的としています。今年度は富士通とキューピーを見学し、日本の技術力や品質管理・製品開発などについて学びました。また、参加者らのキャリア形成に役立つよう、日本で働く過年度参加者を招き、就職への向き合い方について話をしてもらい、参加者らに日本語や日本についての学習意欲向上につながったようです。
<スピーチ大会からの参加者の主な感想>
「日本に来る前・・・日本語が上手ではなくて、会話も上手ではないので、皆さんと話せないかなと思って、心配しました。しかし、そんなことはありませんでした。分からない場合や聞き取れない場合があっても、・・・簡単に説明してくれたり、ゆっくり話してくれたりしました。・・・みなさんと、いろいろな活動をしてとても楽しかったです。」(タイ 男子)
「このプログラムに参加して、バディとサポーターの皆さんと明治神宮や、鎌倉などに行った時、日本人が歴史のことを簡単に説明してくれたのは勉強になったし、素敵な思い出になりました。中でも浴衣を着る活動の時が、一番印象に残った時間でした。」(タイ 女子)
「今まで経験したことがないことを経験することができて、うれしかったです。日本人とタイ人とラオス人も友達にできて、うれしかったです。バディとサポーターと遊んだり、おしゃべりしたりしたおかけで、私は前より(日本語に)自信を持てるようになったと思います。」(タイ 女子)
「問題やたいへんなことがあるときに、サポーターさんやタイの友達などが私をたすけてくれて、本当にありがとうございました。」(ラオス 女子)
<2018年度アセアン短期学生交流プログラム(受入)スケジュール一部紹介>
6月11日(月) 日本到着
6月12日(火) 開講式、オリエンテーション、浅草見学
6月13日(水) 授業「日本の寺社と参拝方法」、都内見学 明治神宮
6月14日(木) 授業「日本における多文化共生」(フィールドワーク)、
授業「アセアンと日本」、キャリア形成支援:日本における留学生活
6月15日(金) 授業「日本文化講義」 「実践日本語会話」
6月16日(土) 山中セミナーハウス合宿 (文化交流アクティビティ)
6月17日(日) 山中セミナーハウス合宿
6月18日(月) 日本語による学生交流「タイ語・ラオス語を教える」(1)
企業見学:キューピー・マヨテラス
6月19日(火) 学生交流 (国際協力ゼミ)、都内見学:江戸東京博物館
6月20日(水) 授業 「タイ語」履修学生との学生交流
都内見学:三鷹の森ジブリ美術館
6月21日(木) 日本文化ワークショップ (浴衣、盆踊りなど)
都内見学:NHK放送博物館、授業「アセアンと日本」
キャリア形成支援:日本で働くことについて
6月22日(金) レポート作成、都内見学:とうきょうスカイツリー
6月23日(土) 屋形船での懇親会 (過年度参加者との合同)
6月24日(日) 自由行動
6月25日(月) 日本語による学生交流「タイ語・ラオス語を教える」(2)
6月26日(火) 授業「自国における自国文化・外国文化」(プレゼンテーション)
企業見学:富士通 テクノロジーホール
6月27日(水) 授業「アセアンと日本」、都内見学:江戸東京たてもの園
6月28日(木) 授業「日本における多文化共生」(まとめ)、学生交流
6月29日(金) スピーチ大会、修了式・フェアウェルパーティ
6月30日(土) 自由行動
7月 1日(日) 帰国