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内藤ゼミが南房総市の魅力をフランス料理で発信しました

 2018年10月13日、明治大学情報コミュニケーション学部内藤まりこゼミナール(通称南房総ゼミ)の学生が中心となって、千葉県南房総市にて地域の食材を使用したフランス料理のディナーを提供しました。
 このイベントは、廃校となった木造校舎をリノベーションした多目的施設「シラハマ校舎」(千葉県南房総市白浜)で行われた「シラハママーケット」の一環として実施されたものです。イベントの詳細はこちらの記事を参照下さい。
 イベントは1日を通して行われ、日中は南房総ゼミによる飲食ブースと物販ブースへの出店を行いました。飲食ブースでは、内藤ゼミの学生と東京虎ノ門のブーランジェリー&ビストロ「Blanc(ブラン)」がコラボしたパン・カレーセットが販売され、早々に完売。Blancのオリジナルパンと南房総の野菜を使ったカレーの相性は抜群で、デザートとして提供されたシャインマスカットも絶品でした。

 物販ブースでは、南房総ゼミの2・3期生が執筆した物語の販売と、1・4期生の研究成果を発表する「青空講義」が行われました。「南房総と生きる方々の人生の物語を書く」というゼミの活動に興味を持ってくださる方が多くいらっしゃり、物語本の売れ行きは好調でした。曇り空のもと行われた青空講義でしたが、学生の堂々とした話ぶりに多くの方が耳を傾け、発表後にはあたたかい拍手が送られました。

 そして最後に行われたディナーイベント。今回の企画では、南房総ゼミの学生が企画段階から参加し、地元の山と海の恵みを生かしたメニュー作りや食材の調達、メニュー表の作成、当日の調理、レストランでのサービスを行いました。ブーランジェリー&ビストロBlancや新潟にあるワイナリー「CAVE D’OCCI(カーブドッチ)」にご協力いただき、本格的なコース料理を通して南房総の魅力を37名のお客様にお届けしました。

当日提供された料理は以下のとおり。
  • 里見伏姫牛のタルト
  • 房州エビを使用したビスク
  • 南房総の海の幸と房総産のバターナッツ
  • 鹿のローストと栗とアールグレイのグラタン、季節の茸
  • 旬のイチジクを使って
旬の南房総の食材とこだわりを持って作られたお料理、そしてスタッフの気持ちのこもったサービスによって、ご来場くださった多くのお客様に喜んでいただくことができました。掲載した動画はその時の様子です。食事を楽しむお客様の笑顔と、サービスを提供するスタッフの一生懸命な姿が印象的でした。
(文責 明治大学情報コミュニケーション学部4年今川航介)