賞状は学会での発表を行った根本愛さんに送られた
2020年12月に開催された行動経済学会第14回大会(オンライン開催)において,本学情報コミュニケーション学部後藤晶ゼミナールと大阪市立大学商学部廣瀬喜貴ゼミナールの共同研究が行動経済学会第14回大会ポスター報告奨励賞(学生部門)を受賞しました.
この研究プロジェクトは,コロナ禍における新たな試みとして後藤ゼミと廣瀬ゼミが開催した合同オンラインゼミ合宿の一環として,調査を行った成果を報告したものです.
現在のコロナ禍においては,感染拡大を抑制するための行動が求められています.本研究は,コロナ禍における行動変容に対して,「国に対する行政支持度」と負の相関が認められた一方で,「都道府県に対する行政支持度」と正の相関が認められることを指摘しました.この結果は,「国に対する行政支持度」が高い人および「都道府県に対する行政支持度」が低い人に対する介入が必要であることを示唆しています.
受賞者:根本 愛,斉藤 美緒.浅見 裕人(明治大学),金澤 威朋, 城崎 渉吾,稲坂 祥子(大阪市立大学)
題目:行政の支持度と新型コロナウイルス感染症に対する行動変容の決定要因