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情報コミュニケーション
学部

2024年度アセアン学生交流受入プログラム(タイ)実施報告

2024年08月23日
明治大学 情報コミュニケーション学部

開講式開講式

日本文化体験(書道)日本文化体験(書道)

日本文化体験(忍者)日本文化体験(忍者)

日本文化体験(浴衣)日本文化体験(浴衣)

山中湖合宿山中湖合宿

修了式修了式

空港でお見送り空港でお見送り

2024年度 アセアン学生交流受入プログラム(タイ)実施報告

 情報コミュニケーション学部は、本年6月10日から6月30日の日程で「アセアン短期学生交流プログラム」を実施しました。今年度はタイのシーナカリンウィロート大学人文学部、モンクット王ラカバン工科大学教養学部、ラオスのラオス国立大学文学部の3つの大学から計14名の学生を受け入れました。「国際交流(タイ)」の履修者である本学部生20名(以下「履修者」)が、留学生一人ひとりとバディを組み、セミナーハウスでの合宿など親密な交流をしつつ、留学生らの学習支援に積極的にかかわりました。
 留学生らは、まず出身大学ごとに自然環境や水に関する自国の課題について、SDGsの観点からプレゼンテーションを行い意見交換しました。履修者にとっては国ごとの事情の相違、日本との相違などに理解を深める契機となりました。
 また、留学生らは大学の垣根を越えてグループをつくり、それぞれが日本での滞在生活のなかでの「気づき」についての合同発表に取り組みました。
 
≪2024年度 アセアン短期学生交流プログラム(受入)スケジュール(一部紹介)≫
6月10日(月) 日本到着
6月11日(火) オリエンテーション、開講式、都内見学(秋葉原)
6月12日(水) 「タイ語」授業での学生交流、都内見学(明治神宮)
6月13日(木) 学生交流(文化交流)、日本語ワークショップ、琉球・沖縄文化(エイサー実習)、ゼミ授業(ASEANと日本)
6月14日(金) 明治大学博物館 見学、各国事情プレゼン
6月15~16日(土・日) 山中セミナーハウス合宿、小田原・箱根観光
6月17日(月) 学生交流(文化交流)、振り返り、合同発表準備(1)
6月18日(火) 合同発表準備(2)
6月19日(水) 都内見学(東京タワー、増上寺)
6月20日(木) ゼミ授業(日本の多文化共生)
6月21日(金) 都内見学 (浅草、東京スカイツリー)、合同発表準備(3)
6月22・23日(土・日)自由行動日
6月24日(月) 学生交流「タイ語を教える」、振り返り、合同発表準備(4)
6月25日(火) 合同発表準備(5)・スピーチ準備
6月26日(水) 学生交流(文化交流、実践会話練習)合同発表・スピーチ
6月27日(木) 日本の多文化共生フィールドワーク
6月28日(金) 修了式、フェアウェルパーティ
6月29日(土) 自由行動日
6月30日(日) 帰国

<参加した留学生のコメント(原文のまま掲載)>
3週間という短い期間でしたが、多くの経験をして絶対に忘れられない思い出になりました。日本の学生のみなさんが支えてくれたおかげで多くの経験を積むことができたのだと思います。日本語を学びはじめて5年になりますが、日本をくる機会がなく、自分でも勉強を続けたいのかわからなくなることもありましたが、このプログラムのことを昨年参加した友だちに聞き、今回参加して、日本語や日本についての勉強をもっと頑張ろうという気持ちになりました。(ラオス国立大学 3年)

このプログラムに参加する前に沢山の目標をたてました。例えば日本語がもっと上手くなることや、日本人の友だちを作ることや、書いてあるものじゃなくて実際の日本を経験してみることなどです。このプログラムに参加することを通して、すこしずつ達成することができました。日本語も少し上手になったと思います。これからもっと勉強を頑張りたくなりました。また、明治大学の学生のみなさんのおかげです。私たちがタイに帰っても8月にみんながタイに来るとき歓迎したいと思います。(シーナカリンウィロート大学2年)

私たちは日本で3週間過ごし、学びとは教室の中だけでは無く、いつでもどこでも自分のまわりにあるものについても学べるという事です。いままで参加した授業や見学、明治大学のみなさんとの交流からたくさん日本語を学びました。すべてのアクティビティは面白くて非常に役にたちました。これからも自分の日本語を伸ばしていきたいと思います。(モンクット王ラカバン工科大学 3年)

<「国際交流(タイ)」履修学生のコメント>
留学生たちが日本に来て気づいたことについての発表を聞く機会があり、自分たちが当たり前だと思ってきたことが、当たり前でないということに気づくことができました。それから、印象に残っているのは自己紹介の機会などで、みんなが日本について大好きでいてくれるということを伝えてくれたことです。ゲームやアニメの話をできたことも楽しかったです。互いに良い気づきを得ることができる良い経験だったと思います。(2年)

留学生のみなさんは日本語が上手で、日本語の若者の言葉のようなものまでうまく使いこなしていて本当にすごいと思います。バディとなった留学生ともLINEなどで色々メッセージのやり取りをしても、日本の友人とやりとりしているような錯覚をしてしまうほどです。みんなで過ごした山中セミナーハウスの経験もかけがえのないものになりました。早くタイにいってもっと親交を深めたいという気持ちになりました。(2年)