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山内勇ゼミナール<イノベーション、統計、企画販売>

山内勇ゼミナール<イノベーション、統計、企画販売>

ゼミでの集合写真:研究もイベントも協力しながら一生懸命取り組んでいます。

ゼミナールテーマ

イノベーションを「科学」する。経済学でイノベーションを分析し、実体験(商品開発・販売活動)に応用して理解を深める。

ゼミナール活動の進め方



山内ゼミでは、「イノベーションの経済学」をテーマに、新しいアイデアや技術がどのように社会で使われ、価値を生み出すのかを考えます。イノベーションとは、単に新しいアイデアを思いつくことではありません。そのアイデアが消費者に受け入れられ、市場に広がり、社会に価値を生み出すことです。

ゼミ活動は、主に「個人研究」と「グループワーク」の2本立てで進めています。個人研究では、一人ひとりが自分の研究テーマを持ち、文献を読み、データを用いた分析を行い、発表と質疑応答を通じて考えを深めます。自分で問いを立て、自分の言葉で説明する力を身につけることを大切にしています。

一方で、グループワークでは、ひとりではできない活動にチームで取り組みます。たとえば、学園祭や構内での販売活動などを通じて、学術的な分析を現実に応用する力を養います。役割分担をしながら、企画を形にし、実際に社会や消費者の反応に触れることで、教室の中だけでは得られない学びを得ます。

3年次は、イノベーション活動を分析するための理論的フレームワークや統計的な手法を学びながら、個人発表とグループワークを並行して行います。新製品やサービスがどのように市場に出て、どのように普及していくのかを、経済学の考え方やデータを使って分析します。

4年次は、各自の関心に応じて個人あるいはグループで卒業研究を進めます。ゼミ内で中間報告や最終報告を行い、教員や他のゼミ生からコメントを受けながら、自分のテーマを深めていきます。

卒業論文/研究交流祭/所属ゼミ生テーマの例

所属ゼミ生のテーマ例
・公式リセール制度は転売価格を抑えるのか
・SNS投稿における「いいね数」に影響をあたえる要因分析
・女性発明者比率と特許の質の関係—水準による異質性に着目した実証分析
・インスタのハッシュタグと集客率の相関関係
・たまごっちのノスタルジアを活用した再ブーム戦略
・COVID-19が外食産業の収益性に与えた影響
・重ねられるお弁当容器の開発と実践について

他大学・企業との活動実績



販売活動の様子:学術的な研究だけでなく、商品開発・販売企画など、実践を通じてイノベーションを深く理解します。

山内ゼミでは、企業の方々にご協力いただき、実践的な産学連携活動に取り組んでいます。

デンカポリマー株式会社様との活動では、プラスチック容器の開発と、それを用いた販売活動を行いました。学生が容器の使いやすさ、デザイン、販売方法を考え、学園祭や構内での販売活動につなげました。開発した容器は、意匠権や特許権も取得しています。
廃棄野菜を活用したメニュー開発・販売にも取り組みました。廃棄野菜は、農家の方にとってはコストを考えると肥料にした方がよい場合もあります。しかし、消費者にとっては「廃棄野菜を活用している」というストーリー自体が価値になる可能性があります。そこで、学生が需要予測や価格設定を考え、どのくらいの価格ならビジネスとして成立するのかを検討し、実際に廃棄野菜を仕入れてキッチンカーで販売しました。

模擬交渉の様子:企業の知的財産部の方にご協力いただき、メーカー側とソフトウェア会社側に分かれて契約交渉を体験しました。

 また、株式会社荏原製作所様にご協力いただき、契約書作成にあたっての模擬交渉を行いました。自動車メーカーとソフトウェア会社が合弁会社を設立し、市の自動運転プロジェクトに参加するという仮想的な状況で、メーカー側とソフトウェア会社側に分かれ、いかに自社に有利な契約を結ぶかを交渉しました。

このように、山内ゼミでは、理論・データ分析・実践を組み合わせながら、イノベーションが社会で価値を生み出すプロセスを学びます。

ゼミの特色・教員からのメッセージ

山内ゼミの大きな特徴は、個人研究とグループワークの両方を大切にしていることです。個人研究では、自分の関心に基づいてテーマを決め、調べ、発表し、卒業研究につなげていきます。自分で考え抜く力を身につけることは、大学での学びの中心です。

一方で、商品開発や販売活動、企業との模擬交渉のようなグループ活動にも力を入れています。実際の社会では、ひとりで完結する仕事ばかりではありません。チームでアイデアを出し、役割分担をし、時にはうまくいかないことも乗り越えながら、ひとつの企画を形にしていきます。

学園祭への出店、構内でのキッチンカー等での出店、ゼミ対抗運動会、ゼミ合宿など、ゼミ生同士が交流できるイベントもあります。研究もイベントも、楽しみながら本気で取り組むゼミです。

最初から専門知識がなくても大丈夫です。新しいことに挑戦したい人、チームで何かを形にしたい人、自分の研究テーマを見つけて深く考えたい人を歓迎します。山内ゼミで、身近なアイデアを社会の価値につなげる経験をしてみましょう。