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情報コミュニケーション学部の教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

教育課程の理念

 情報コミュニケーション学部は、学生が大学で学ぶ期間を「問題を発見し、解決する4年間」と位置づけ、学生の主体性を最大限に尊重しています。そして、自らの意見を的確に表現し合意を形成できる能力の伸長に向けた体系的カリキュラムを組んでいます。

教育課程の構成

 情報コミュニケーション学部では、社会科学を軸とした学域横断的な教育を目指し、「学際科目群」「専門科目群」「外国語科目群」「研究方法・表現実践科目群」といった〈科目プール〉を用意し、1年次から段階を経て高度情報社会に対応できる柔軟で幅広い教養を修得することが可能となるカリキュラムを設置しています。
 学域横断的専門教育を重視し、1・2年生、3・4年生ごとに3つのフレーム(伝統的学問体系を意識した1・2年次「社会科学」「人文科学」「自然科学」、より学域横断性を意識した3・4年次「社会システム」「文化と表象」「人間と環境」)を設けています。
 社会のグローバル化や多様化において必然的に求められる外国語の知識や技能の修得を目指す「外国語科目群」を設け、「研究方法・表現実践科目群」には、情報コミュニケーション学を理解し、自ら発信するために必要な能力を獲得するための諸科目を用意しました。
 国際化を推進すべく、特に環太平洋地域の大学との交流を重視しています。これらを基本ポリシーに据え、海外留学を積極的に支援するための「海外留学科目群」を設け、留学関係科目(語学・実習)などを設置しています。
 学問・研究だけが大学生活ではありません、情報コミュニケーション学部では、大学生活を健康に過ごし、また将来のキャリアアップに備えることを意識した科目も設置しています。

教育課程の特長

 学部独自の必修科目として、「学際科目群」のうち、1・2年次に『情報コミュニケーション学入門』を置き、本学部が目指す学域横断的な学びを段階的に履修できるようにしています。また、情報コミュニケーション学部は、ゼミナール教育を重視しています。1年次から4年次までのすべての学年にゼミナール科目を配置し、問題の発見から解決までの過程を自ら主体的に学べるようにしています。
 このように、情報コミュニケーション学部においては、社会で活躍するために必要とされる幅広い教養や多様な技能を段階的に修得できるカリキュラムが編成されています。