国際日本学部の山脇啓造ゼミナール(多文化共生論)は、中野区教育委員会主催の生涯学習プログラム「なかの生涯学習大学」の受講生と、6月6日と20日に中野キャンパスのプレゼンスペースで合同ゼミを開きました。2015年度に中野キャンパスで山脇啓造教授等が講師となり、生涯学習大学の多文化共生ゼミを開いた時にも、山脇ゼミの学生有志が参加しましたが、生涯学習大学のゼミと山脇ゼミが共同でゼミを開くのは、昨年度に続き、2回目となりました。
「なかの生涯学習大学」は、中野区在住の55歳以上の方を対象に、現代社会の課題や地域の現状について学習する取り組みです。今回、「なかの生涯学習大学」の多文化共生をテーマにするグループは、5回の活動の中で、地域における多文化共生の活動プランを立案するのが目標でしたが、そのうちの第2回と第4回において、山脇ゼミとの合同ゼミを開きました。なかの生涯学習大学からは約35名、山脇ゼミからは3年生を中心に約15名が参加しました。
一回目の6月6日は、山脇ゼミの中野区での活動についてのプレゼンの後、5つのグループに分かれて、中野区の現状について、生涯学習大学の受講生と学生が情報交換や意見交換を行いました。二回目の6月20日は「中野で始める多文化共生プラン」をテーマに、生涯学習大学の受講生が考えた地域実践について、山脇ゼミの学生も加わり、さらに具体的なプランを考え、後半に全体で集まって、各グループが発表しました。
中野区で多文化共生をめざした活動する山脇ゼミにとっては、地域住民の皆さんと交流する、とてもよい機会となりました。