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国際日本学部

山脇ゼミが「なかの生涯学習大学」で多文化共生の活動について発表しました

2020年07月27日
明治大学 中野教務事務室

国際日本学部の山脇ゼミ(多文化共生論)は、7月22日に中野区が実施した「なかの生涯学習大学」の臨時企画プログラムに参加し、「コロナから考える多文化共生」と題した活動報告を行いました。講義には、山脇啓造教授とゼミ生あわせて10名、なかの生涯学習大学の受講生がなかのZEROの小ホールで約90名、オンラインで約20名が参加しました。

なかの生涯学習大学は、中野区在住の55歳以上の方を対象に、現代社会の課題について学習する取り組みです。なかの生涯学習大学の多文化共生ゼミ(多文化共生をテーマにするグループ)と山脇ゼミは、2015年度から昨年度までの5年間、毎年6月に中野キャンパスで合同ゼミを開催していました。そこでは、地域住民と学生が地域における多文化共生に関する意見交換を行い、多文化共生を進めるための具体案を一緒に考えました。今年度の開催は新型コロナウイルス感染症のため見送りとなりましたが、オンラインの臨時企画で山脇ゼミがなかの生涯学習大学の受講生に対してプレゼンする機会をいただきました。

山脇教授の挨拶の後、山脇ゼミの4年生は、昨年度行った「Nakano Borderless 国際交流運動会」などを含めた活動報告や、今年11月に開催予定の「Nakano Borderless やさしい日本語市場」の紹介をしました。3年生は、4月に行ったオンラインゼミ合宿、やさしい日本語を使用した動画作成やオンラインでの中野区長との懇談会などの紹介を通して、「コロナウイルスの影響で例年のような活動ができないが、オンラインでできる活動を最大限に行っていく」と決意を語りました。

なかの生涯学習大学の受講生のみなさんは熱心に発表を聞いてくださり、多くの質問を頂くなど、世代を超えて活発な意見交換が行われました。従来の形でのイベント開催ができない中、オンライン開催であるということを活かし、例年よりも多くの方々に参加していただきました。今後も同じ中野で学ぶ者同士として、繋がりを深めていきたいです。

(国際日本学部4年 並木温奈)