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国際日本学部

テレビ番組「しまじろうのわお!」とSDGsのテーマに関する演習を実施しました

2020年12月23日
明治大学 国際日本学部

12月12日に国際日本学部の教養演習B(担当教員:酒井信)で、ベネッセコーポレーション グローバルビジネス開発本部の青地藍さんと、「しまじろうのわお! 」総合演出の江里口徹平さんをお招きし、SDGsの番組制作に関する演習を実施しました。本講義は対面とオンラインのハイブリッド授業(Microsoft Teamsを使用)として実施し、「しまじろうのわお!」(ベネッセコーポレーション制作)でテレビ放映したSDGsに関する番組の企画や演出の意図を中心としたお話を頂いたうえで、参加学生と活発なディスカッションを行いました。

以下,授業に参加した学生のコメントです。

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ニュースやバラエティなどのテレビ番組と比べて、未就学児向けのものは内容も易しく、番組・企画制作は簡単なのではないかと思っていました。しかし、講義を受けて自分の考えの浅薄さを痛感しました。視聴者である未就学児と制作者である社会人では、物事を捉える視点も語彙力も大きく違います。その大きな差異を乗り越えて、未就学児の心に響く番組を作るということは大変なことだと知りました。視聴者の立場に立って番組を制作する姿勢に感動すると同時に、番組制作という枠を超えて、相手の立場に立つことの大切さを実感しました。
(2年 羽佐間香子)
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教育番組がどのような意図をもって制作されているのか知ることができました。エンターテイメント性を追求しすぎると「子供に不適切」とされ、真面目すぎると「つまらない」と評されてしまう難しいバランスの中で、アニメを通してSDGs等今後の社会に必要な知識を提供したり、幼児が食べたがらない野菜を食べてみたくなるような短編動画を作成したり、親にとって「子育ての痒い所に手が届く」番組であることが、教育番組として支持される重要な要因であると学びました。
(2年 稲村俊佑)
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