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国際日本学部

第二回ハルトプライズ学内大会がオンラインで開催されました

2021年01月15日
明治大学 国際日本学部

優勝チーム優勝チーム

 世界中から30万人の学生が参加し、起業アイディアを競う世界最大のコンテスト、ハルトプライズ(Hult Prize)の第二回学内大会が、2020年12月13日に開催されました。今年は入構自粛が続く中、キャンパス・ディレクターである国際日本学部2年の稲村俊佑さんをはじめとする運営メンバーの尽力により、オンラインでの開催が実現しました。
 このコンテストでは、国際連合による持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs)に基づき、営利を追求しつつも社会問題を解決するビジネス・アイデアを競います。今年のテーマは”Food for Good”で、世の中を変革する手段として、食を位置づけることが求められました。
審査員には、農林中央金庫営業企画部部長の小塙卓氏、アショカジャパン コンサルタントの芦田陽一郎氏、農学部の作山巧教授、国際日本学部の鈴木賢志学部長を迎え、10チームがプレゼンテーション(6分)から質疑応答(4分)まで、全て英語で行いました。
 優勝は、農家から廃棄作物を集めて料理教室を開催するアイディアを提案したJ-Force(杉山靖子、髙橋広斗、船場理史、増井里紗)、第二位は飽食の時代にありながら、食生活の偏りにより、栄養失調で健康を害す現代人向け健康管理アプリを提案したN.T.K(大原菜穂、タンミンゼ、松本華澄)、第三位は宗教上の理由やアレルギーがあったり、菜食主義だったりする等、食べられない食材がある「フード・マイノリティ」に目を向け、彼らが外食できるレストランを一括検索するアプリを提案したHappy Food Life(梶栗未礼、高橋優太、村田遥)となりました。
この学内大会で優勝したJ-Forceは、今後、地区予選に進みます。加えてこの地区予選は、今月締切のオンライン・アプリケーションの選考を経て、直接参加することもできます。地区予選に参加できるのは5,000人程度ですが、惜しくも優勝を逃したチームの中には、このオンライン・アプリケーションに再挑戦しているところもあり、優勝チームとともに今後の行方が楽しみです。