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国際日本学部

社会連携科目「インバウンド観光の最前線ーメディアを中心として」が開講されました

2021年06月09日
明治大学 国際日本学部

2018年度に設置された社会連携科目「インバウンド観光の最前線—メディアを中心として」が開講されました。コロナ禍の中、昨年度はオンラインで開講されましたが、今年度も、緊急事態宣言下ではありましたが、コロナ対策に力を入れ、対面で実施されました。国際日本学部と株式会社MATCHAの連携により実現した科目で、同社の青木優MATCHA代表取締役を含めた幹部社員による講義が行われました。コーディネーターは、佐藤郁専任講師(ツーリズム・マネジメント)と山脇啓造教授(多文化共生論)が務めました。

6月2日の最終回には、青木社長(国際日本学部1期生)と東急渋谷開発事業部のドアン・レ・ハイ・ゴックさん(国際日本学部4期生)にもご参加いただき、6つに分かれた受講生のグループの「世界に発信したい日本の魅力」に関するプレゼン(各8分)に対して、コメントをしていただきました。受講生が取り上げたテーマは、ガチャガチャ、夏祭り、呼び出しボタン、レンタカー、成人式、折り紙でした。

お二人からは、後輩たちが提案した企画に対して、実現するためにはどんなデータが必要か、どのような企業にアプローチすべきか等、アイディアをアイディアで終わらせないように、時に優しく、時に厳しくアドバイスしていただきました。ガチャガチャのオンライン化を提案したグループのプレゼンが最優秀プレゼンに選ばれました。

最終回を終えた受講生からは、「本格的なプレゼンテーションをする機会は今回の授業が初めてでしたが、プレゼンテーションをすることの難しさと楽しさを知ることができました。」「7週間、どの講義もとても興味深くあっという間の時間でした。」「この講義では、企業とは何か・戦略の立て方・顧客獲得の方法などを実際に社会で活躍している方から学ぶことができました。」 「普通の講義ではなかなか得られないような実際に会社を運営している人たちのリアルな意見を聞くことができて本当に楽しく、学びが深い授業でした。」といった感想が寄せられました。

本科目の各回のテーマは以下のとおりです。

第1回 MATCHAの創業とインバウンド事業(青木優 代表取締役社長)
第2回 行政や企業との連携(杉崎健太 インバウンド戦略グループプロデューサー) 
海外に響く情報発信の方法(ミホ・ワン メディアグループ台湾版編集長)
第3回 マーケティングとMATCHAの取り組み(齋藤慎之介 メディアグループCMO)第4回 多国籍な会社で働き、力を発揮すること(豊島昭範 事業企画グループデータストラテジスト) 
第5回 グループワーク(プレゼン準備)
第6回 グループワーク(プレゼン準備)
第7回 受講生によるプレゼン「世界に発信したい日本の魅力」


関連サイト: 
MATCHAホームページ https://matcha-jp.com/jp
2018年度の授業 https://www.meiji.ac.jp/nippon/info/2018/6t5h7p00000rc71b.html
2020年度の授業 https://www.meiji.ac.jp/nippon/info/2020/6t5h7p000034cdnh.html
国際日本学部設立10周年企画「卒業生の声」 https://www.meiji.ac.jp/nippon/gjs_alumni/top.html