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商学部に関するFAQ

商学部を卒業しても普通の会社に就職するだけという印象があるのですが。
民間企業に勤める場合でも様々な業種や職種がありますが、さらに公認会計士のような専門職、コンピューターSE、公務員、企業経営者、教員、大学院への進学、留学など、卒業後には多くの選択肢があります。
中学や高校で社会科の科目にあまり興味がもてなかったのですが、商学部で学ぶことは社会科の科目と同じような内容なのでしょうか。
もちろん内容は重なる部分が多いのですが、社会科科目=暗記科目という受験勉強の固定観念は捨ててください。問題を見つけ解決方法を考えるのが大学での勉強の中心になります。
最近文科系の学問でも数学の重要性が強調されています。自分は数学が苦手なのですが大丈夫でしょうか。
数学が必要な分野でも、基礎からゆっくりと説明していきます。与えられた時間内に正解を出すという受験の数学が苦手でも心配はいりません。
明治大学には商学部の他に政治経済学部、経営学部がありますが、違いがよくわかりません。
どの学部でも人々の経済活動に焦点をあてていますが、特に商学部では活動が行われる「市場」という場を重視しています。
1学年に1000人もの学生がいると聞いていますが、先生とのコミュニケーションの機会はあるのでしょうか。
1年次から4年次まで高校のクラスより小さい少人数の演習が用意されています。また、授業時間以外に担当教員が学生の質問に答えるオフィスアワー制度もあります。
専門コースは3年次からということですが、1年次から専門の勉強はできないのですか。
1年次から商学部の各コースの基礎となる科目を履修することができます。あわてずに土台をしっかり造ると、より高いレベルまで登っていけます。

各コースに関するFAQ

アプライド・エコノミクスコース

商学部で学ぶ経済学は、経済学部で学ぶ経済学と違うのでしょうか。
基本的には同じですが、本コースではコース名にあるように現実問題への応用を重視します。
経済学は資格取得に役立つのでしょうか。
公認会計士第二次試験を始め、多くの資格試験で経済学の知識が問われます。また、公務員試験でも必須の科目です。
経済学検定試験について教えてください。
2001年から始まった全国規模の試験で、経済学版の英検のようなものです。商学部の基本科目および本コースの基幹科目で出題範囲はカバーできます。

マーケティングコース

マーケティングを日本語で表わすとどうなりますか。
マーケティングは英語の「market」に「ing」がついたものですので、強いて 日本語で表わすならば「対市場活動」ということになります。
マーケティングを勉強することの利点は何ですか。
商学部の「商」である「交換・取引」を対象により具体的に勉強することになりますから、まず商学部学生としての自負心が生まれます。次に具体的な現実の現象(ヒット商品、ブランド、流行など)に対して敏感になります。勿論「モノ」を「販売」しない企業・組織などありえませんので就職でも有益です。

ファイナンス&インシュアランスコース

金融・証券・保険の分野は、初心者にとって難しいと聞きますが、そこが不安です。
講義は難しくありません。数学を使わない、制度、システム論の講義も多くありますので、学生の関心に合わせて柔軟に履修プランを組むことができます。数学を使う講義も、初歩からわかりやすく説明します。もちろん、数学の好きな学生にはそれを活かしてさらに能力を伸ばすような履修プランを組むこともできます。
実務の最先端の知識は、どのように学習するのですか。
最先端の分野に従事する実務家を講師として招き、現在、話題となっているホットな領域を中心に講義してもらいます。

グローバル・ビジネスコース

グローバル・ビジネスと聞くと難しそうな印象を持ちますが?
あえて簡単だとは答えません。しかし、グローバル経済の理論・政策・実務・現状を勉強することで、日本を含めた世界の人々や企業が直面している機会と問題点が解き明かされ、非常に面白いと思います。グローバル・ビジネスコース卒業後の進路は、大学院進学、海外留学、商社、保険会社、メーカー、マスコミ等、様々です。
高い英語能力が必要なのでしょうか?
ビジネス英語はほとんどの人が初学者です。他の実務系科目と併せて勉強すれば、英語が苦手な人にとっても得意科目にするチャンスかもしれません。
グローバル・ビジネスコースに関連する資格は何かありますか?
国家資格としては通関士があります。その他にも、日本貿易振興会認定の貿易アドバイザーなど様々なものがあります。

マネジメントコース

「マネジメント」というのは、どのような意味なんですか?
マネジメントは「経営」とか「管理」と訳されますが、もともとの意味は、「なんとかうまくやること」です。ですから、企業のマネジメントとは、企業をなんとかうまくやりくりすることになります。
企業経営についての基本的な知識はどのように学べばよいのですか?
経営学総論を1・2年次のうちに履修してください。企業経営の基本をじっくりと勉強することができます。

アカウンティングコース

会計と聞くと、計算だけするイメージがあります。また数字に弱いのですが大丈夫でしょうか?
学年が進むにつれてビジネス上の知識も増えるので、数字には慣れるはずです。重要なのは、具体的な取引と事象について理解することです。
公認会計士か税理士になりたいのですが、大学の授業で十分でしょうか?
大学の講義は資格試験に直接対応しているわけではありませんが、試験科目に該当する講義が多数設置されています。また、資格取得後も役立つような科目もあります。例えば地球規模でビジネスが行われている現在、国際会計の知識は必要です。

クリエイティブ・ビジネスコース

将来自分で会社をはじめることを考えているわけではないのですが、このコースの科目には関心があります。普通に就職をする場合に、このコースの勉強は役に立つのでしょうか?
当コースでは、ニュー・ビジネスを的確に把握しうる起業家精神に富んだ人材の育成を目指していますが、既存の企業や行政組織でもこのような人材が必要とされています。また、起業家を支援するさまざまな仕事もこれから重要になると思いますが、当コースの学習はそのためにも役に立つはずです。
ニュー・ビジネスというとすぐに思い浮かぶのがIT関係ですが、情報関係の授業は充実しているのでしょうか?
基幹科目にメディアとリテラシー、e-ビジネス、経済予測など情報やコンピューターと密接な関係のある科目が含まれています。これらの科目は情報教室を活用して授業を行っています。