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ゲストスピーカーによる特別授業(11月22日実施)

1.実施日    
2021年11月22日(月)10:50~12:30

2.実施場所
オンライン授業

3.科目名
日本近代文学B

4.テーマ
日本のことばと伝統文化

5.ゲストスピーカー
立川がじら氏(立川流二つ目)

6.実施内容
 本講義では日本詩歌、中でも俳句を中心に扱っているが、俳句の背景にある季節感とその中での庶民の生き様にも興味を持って貰うべく、毎年落語を実演して聞かせている。
 今回は落語立川流二つ目・立川がじらさんにゲストスピーカーをお願いした。がじらさんは本学文学部、ならびに落語研究会出身であり、大学時代の話題等には学生達にとって特に身近に感じられるものだったようで皆熱心に受講していたようである。
 今年度は昨年度に引き続き新型コロナ感染症の影響によりオンラインでの特別授業となったため、予め2本の動画を録画・録音して頂き、それを送って貰い、Oh-o!Meijiにアップロードしてそれぞれが視聴する形を取ることとした。その2本は次の通り。

①落語の解説と小咄の紹介
②古典落語「風呂敷」

 初めて落語を視聴する学生も多かったようだが、がじらさんがテレビで活躍する立川志らくさんの弟子であるという点からも興味を持った学生が多かったようで、耳を傾けていた様子が授業後の感想からも伺うことができた。長時間1人で話すという点に感嘆したという感想、古典落語に初めて触れたがとても面白かったという感想もあり、日本の話芸のの一端に触れることのできた意義は大きかったと思われる。
 今後も授業落語会の開催を望む声、また自分から寄席に行ってみるという声もあり、ゲストスピーカーによる授業を設定してよかったと思う一方、やはり目の前で生で演じて頂いた方が臨場感も迫力もあるので、来年度は環境が許せば是非教室で直接対面して聞かせたいと考えている。
 

西山 春文 (科目担当教員)