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1.実施日 2019年6月25日(火)10:50~12:30 2.実施場所 和泉キャンパス 第2校舎 6番教室 3.科目名 社会学A 4.テーマ 多文化共生、多様性、移民などの問題について 5.ゲストスピーカー 下地ローレンス吉孝 氏(上智大学 非常勤講師) 6.実施内容 上智大学兼任講師・下地ローレンス吉孝氏を招き、著書『「混血」と「日本人」—ハーフ・ダブル・ミックスの社会史—』(青土社、2018年)を基にした講義が行われた。 講義では、(1)日本における移民の現状、最近の受け入れ拡大の議論、多文化化する都市空間などから説明がなされた。また、「外国人」と「日本人」という単純な二分法で議論しやすいが、日本社会がすでに多様な社会であるという指摘がなされた。 つぎに、(2)「ハーフ」というカテゴリーがどのようにして日本で構築されてきたのかについて解説がなされた。戦後の欧米文化の流入から、ハーフイメージの形成、外国ルーツをもつバスケットボールの八村塁選手やテニスの大阪なおみ選手など現在の状況まで、興味深い話がされた。 さらに、(3)「ハーフ」と呼称される人々に対するインタビューを通して、どのような日常生活における経験をしているのか理解を深めた。国籍にまつわる困難、初対面での困難、街頭での声がけ・まなざし、メディアや周囲での差別的言動、過度な職務質問などの事例が紹介された。 最後に、(4)ダイバーシティについて、「実現するもの」ではなく、「すでにあるけど、気づかれていないもの」という重要な議論がなされた。すでに多様な社会の実情にあわせた、取り組みや制度や認識が必要だという指摘がなされた。 受講者からは、これまでに知らなかった現状や新しい視点、相手の立場に寄り添ったコミュニケーションする必要性を学び、意義深い機会となったという声が聞かれた。
藤田 結子 (科目担当教員)
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