商学部の現場
「商」のイイトコ最前線!
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1.実施日
2019年12月2日(月)10:50~12:30
2.実施場所
和泉キャンパス 第一校舎 002教室
3.科目名
日本近代文学B
4.テーマ
日本の言葉と文化
5.ゲストスピーカー
立川 がじら (立川流二つ目)
6.実施内容
本講義では日本詩歌、中でも俳句を扱っているが、俳句の背景にある近世の庶民の生き様にも興味を持って貰うべく、毎年落語を実演して聞かせている。また、俳句作品の理解のためにはどうしても季節感の理解が必要となる。そこで今回はなるべく12月に合う演目を口演下さるよう予めお願いしておいた。
落語研究会部員1名にも協力して貰い、次のような演目を聞いて貰った。
立川がじら 「大工調べ」
紫紺亭六輔 「茶の湯」
立川がじら 「加賀の千代」
まず、落語自体に興味を持った学生が多かったようである。春学期にも落語研究会の部員による口演を聞かせていたため、その学生落語と比較して発声・流暢な話芸に感銘を受けたようである。
長屋の人脈に理解の届かない学生もいたようであるが、話の内容・サゲについては十分理解して笑っていたようである。
総じてとても好評だったので、可能であれば来年以降もこのような機会を作っていきたいと考えている。
西山 春文 (科目担当教員)