商学部の現場
「商」のイイトコ最前線!
Go Forward
1.実施日
2021年7月9日(金)17:10~18:50
2.実施場所
和泉図書館ホール
3.科目名
商学専門演習
4.テーマ
グローバル社会を理解する ~カリブ諸国と日本の国際関係と異文化理解~
5.ゲストスピーカー
森村あずさ氏(株式会社UNO MUSIC 代表取締役社長)
ロバート・タカタ氏(駐日ドミニカ共和国大使館特命全権大使)
6.実施内容
カリブ地域の重要な国の一つであるドミニカ共和国について、以下の内容をご講義いただいた。
1. 国の歴史・人種
2. スポーツ・教育
3. 文化、音楽、踊り
4. 産業と経済
5. 観光資源
講義の後、受講生からは以下のような質問があげられた。
【コロナの影響に関して】
ドミニカ共和国の主要産業の一つに、観光業がある。私たちの調べでは、今回のコロナの影響によって、カリブ諸国の観光関連産業(航空、宿泊・飲食、観光サービスなど)は大きな打撃を受けていることがわかった(たとえば、国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会の資料参照)。コロナの影響はドミニカ共和国の観光業にどれほどあったのか。
【都市部と農村部の格差に関して】
日本でも地域格差は社会課題の一つになっている。ドミニカ共和国でも都市部と農村部の間に生活水準の差があることがわかった。有機カカオやアボカドなどの農産物の海外輸出が増加すれば、農村部の生活水準はどの程度改善されるのか。
【一般的な質問】
ドミニカ共和国と日本の国民性の共通点や違いは。
ゲスト講師の先生からは一つ一つ丁寧なご回答をいただいた。
講義により、受講生はドミニカ共和国の歴史、文化、産業・経済を身近に感じ、その潜在的な成長可能性と良好な国際関係を構築していくことの重要性を理解することができたと思われる。
所 康弘 (科目担当教員)