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5月11日(水)実施報告(小泉誠司氏【テーマ:呼吸が良くなれば、英語が良くなる!】)

 1.実施日    
2022年5月11日(水)9:00~10:40

2.実施場所
和泉キャンパス 506教室

3.科目名
口語英語

4.テーマ
呼吸が良くなれば、英語が良くなる!

5.ゲストスピーカー
小泉誠司氏(ニューベリサウンド代表取締役・ボイストレーナー・作曲家)

6.実施内容
 英語によるプレゼンテーション作法の習得を目指す本授業では、このたびボイストレーナー/作編曲家として活躍されている小泉誠司先生をゲストスピーカーにお招きし、ご講義頂きました。

 小泉誠司先生はアメリカ、ボストンのバークリー音楽大学をご卒業され、帰国後数々のアーティストの作編曲とプロデュースに携わりながら、ボイストレーニング等新人育成にも力を注ぎ、数多くのアーティストをデビューさせた実績をお持ちです。近年は医療機関でのセミナーも多数行われ、その医学的見地に基づいた指導には著名アーティストや人気俳優・声優はじめ、セミナー講師、医師、弁護士など各方面から高い評価を受けておられます。

 今回、小泉先生には、アメリカでの大学生活のエピソードを交えつつ、「かっこいい」をキーワードに、英語を話すうえで心がけたい点を日本語の場合と比較しながらお話頂きました。1時間半の講義では実に様々な話題が出ましたが、なかでも小さな声でも「通る声」にするための秘訣、英語に比べて日本語が実は「話しにくい」言語であることの理由、メトロノームを用いて「裏拍」を意識した発話の習慣化についてのお話は斬新であり、受講生にとってはまさに目から鱗が落ちるお話だったようです。また、英語を話すうえで、いかに我々の呼吸、姿勢、表情、リズム、声が連関しているかを分かりやすくご解説頂きました。

受講生からは「高校までの授業と大きな違いを感じる」、「丁寧でいる勇気をもつための方法を学べて嬉しかった」「この授業で学んだことを無駄にしないように実践したい」「今までの自分をもう一度振り返って、発声や姿勢、メンタルなどを変えた生活を送ろうと思う」などの感想が寄せられました。小泉先生の特別講義が、単に英語を話すためのハウツー論にとどまらず、日々の生活態度や自分らしさを振り返るような意識改革にもつながったようで、非常に喜ばしく思います。春にご入学されたばかりの受講生の皆さんが、これからの4年間の大学生活でそれぞれの「かっこらしさ」を積極的に追求して頂きたいと思います。


泉 順子 (科目担当教員)