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6月20日(月)実施報告(桂 竹千代氏【テーマ:日本の言葉と伝統文化】)

1.実施日    
2022年6月20日(月)15:20~17:00

2.実施場所
和泉キャンパス 第一校舎314番教室

3.科目名
総合学際演習

4.テーマ
日本の言葉と伝統文化

5.ゲストスピーカー
桂 竹千代氏(落語芸術協会二つ目)

6.実施内容
 本ゼミでは日本詩歌、中でも俳句を中心に扱っているが、日本人の生活の背景にある季節感とその中での庶民の生き様、また現代にも生きている伝統的文化について理解して貰うために本特別授業を行うこととした。

 ゲストスピーカーは落語芸術協会二つ目・桂竹千代さん。竹千代さんは本学文学部さらには文学研究科、ならびに落語研究会出身であり、その話は特に本学の学生達にも身近に感じられるもので、笑いながらもその体験談や落語から多くを学んだようである。

 落語研究会の2・3年生に前座噺を依頼したため、素人とプロの落語家の話術の違いを目の辺りにして、特に感銘を受けていたようである。
 
前座 ①かぼちゃ屋
   ②さくらんぼ
桂 竹千代
   ①落語の解説と小咄
   ②古典落語「時うどん」
   ③新作「古事記」

 生まれて初めて落語を視聴する学生も多かったようだが、竹千代さんの軽妙な話術の御蔭で、皆大笑いしながらもきちんと最後まで視聴していた。授業後の感想にもそれがよく表れていた。また、落語家の所作、日常、小道具にも大変興味を抱いたようで、今度は竹千代さんの独演会や寄席に行ってみますという複数の感想もあった。

 このような貴重な場を与えていただいた商学部には感謝申し上げたい。できれば来年度も引き続き生きた伝統文化に触れる場を提供したいと考えている。
西山春文(科目担当教員)