商学部の現場
1.実施日
2022年10月27日(木)13:30~15:10
2.実施場所
和泉キャンパス 第一校舎401教室
3.科目名
特別テーマ研究「ラテンアメリカ地域概論」
4.テーマ
これからの日本の国際関係:
ラテンアメリカへのODAと地方自治体の国際交流活動を中心に
5.ゲストスピーカー
廣松七苗先生(神奈川県国際文化観光局観光課海外プロモーショングループ主事)
6.実施内容
ボリビアでの青年海外協力隊活動(2015-2017年)およびメキシコ国立自治大学留学(2018年)の経験をもつ廣松氏から、下記のとおり現地での活動、調査研究および現在、神奈川県国際文化観光局で従事する国際交流活動について大変有意義なお話をいただいた。
1.ボリビアの青年海外協力隊事業を中心とする日本の政府開発援助(ODA)
教員経験を活かし、青年海外協力隊として同国コチャバンバ市の公立小・中学校へ派遣された。その主な活動をご紹介いただくとともに、同国の社会・文化にも言及しつつ教育分野の特色と課題について述べられた。このような日本の国際協力は現地社会への貢献のみならず、現地の人々との信頼関係をきづく国際交流の一端を担うとともに、貴重な学びの場でもある点が強調された。
2.メキシコでの留学生活と現地NGOでの調査研究
日墨戦略的グローバルパートナーシップ研修計画の奨学生として学んだメキシコ国立自治大学で欧米やアジア諸国からの留学生を含む授業の様子および児童問題に携わる現地NGOでの調査について述べられた。このほか同研修計画や現地の本学OB会との交流についても言及された。
3.地方自治体の国際交流活動:神奈川県国際文化観光局観光課での取り組み
本年ご担当されたベトナムの大学への日本文化紹介オンライン授業および海外へ向けて同課が制作した神奈川の文化・観光情報のWEBサイトなどをご紹介いただいた。
講義後、受講生からは、ボリビアでの生活面で苦労した点や文化面に関する質問・感想のほか、留学についてのアドバイスが求められ、それらについて一つ一つ丁寧なご返答を頂いた。授業後提出されたリアクションペーパーには「国際協力を身近に感じるとともに興味・関心が新たになった」「国際交流の重要性を再認識した」「ボリビアやメキシコの社会・文化に興味を持った」という意見が多数みられた。
2022年10月27日(木)13:30~15:10
2.実施場所
和泉キャンパス 第一校舎401教室
3.科目名
特別テーマ研究「ラテンアメリカ地域概論」
4.テーマ
これからの日本の国際関係:
ラテンアメリカへのODAと地方自治体の国際交流活動を中心に
5.ゲストスピーカー
廣松七苗先生(神奈川県国際文化観光局観光課海外プロモーショングループ主事)
6.実施内容
ボリビアでの青年海外協力隊活動(2015-2017年)およびメキシコ国立自治大学留学(2018年)の経験をもつ廣松氏から、下記のとおり現地での活動、調査研究および現在、神奈川県国際文化観光局で従事する国際交流活動について大変有意義なお話をいただいた。
1.ボリビアの青年海外協力隊事業を中心とする日本の政府開発援助(ODA)
教員経験を活かし、青年海外協力隊として同国コチャバンバ市の公立小・中学校へ派遣された。その主な活動をご紹介いただくとともに、同国の社会・文化にも言及しつつ教育分野の特色と課題について述べられた。このような日本の国際協力は現地社会への貢献のみならず、現地の人々との信頼関係をきづく国際交流の一端を担うとともに、貴重な学びの場でもある点が強調された。
2.メキシコでの留学生活と現地NGOでの調査研究
日墨戦略的グローバルパートナーシップ研修計画の奨学生として学んだメキシコ国立自治大学で欧米やアジア諸国からの留学生を含む授業の様子および児童問題に携わる現地NGOでの調査について述べられた。このほか同研修計画や現地の本学OB会との交流についても言及された。
3.地方自治体の国際交流活動:神奈川県国際文化観光局観光課での取り組み
本年ご担当されたベトナムの大学への日本文化紹介オンライン授業および海外へ向けて同課が制作した神奈川の文化・観光情報のWEBサイトなどをご紹介いただいた。
講義後、受講生からは、ボリビアでの生活面で苦労した点や文化面に関する質問・感想のほか、留学についてのアドバイスが求められ、それらについて一つ一つ丁寧なご返答を頂いた。授業後提出されたリアクションペーパーには「国際協力を身近に感じるとともに興味・関心が新たになった」「国際交流の重要性を再認識した」「ボリビアやメキシコの社会・文化に興味を持った」という意見が多数みられた。
敦賀公子(科目担当教員)