講義の様子
2010年11月27日（土）、千葉県浦安市の青少年館で、商学部の留学生による、小学生対象の国際講座「めざせ国際人」〜異文化にふれてみよう〜（コーディネータ：商学部水野勝之教授）が開催されました。ドイツのブレーメン工科大学から商学部に留学しているユリアネさんが講師を務めました。この講座は、毎年浦安市青少年館より明治大学に講師派遣の依頼があるもので、昨年度は、フランスプロバンス地方マルセイユ市出身の商学部留学生グィヨン・マルセルさんが講師を務め、マルセイユの街並み、食べ物やお酒、教会、お城などについて子どもたちに紹介しました。
ユリアネさんは、ドイツがヨーロッパのどこに位置するか、ドイツが何カ国に囲まれているかをクイズの形で子どもたちに問い、授業の雰囲気を盛り上げながら、ドイツについて教えました。日本のマンガがドイツでも発刊されている話をすると、子どもたちから「どんなマンガが好きなの？」とすかさず質問が出ました。「ちょっと古いけれどセーラムーン！」とユリアネさんが答えると、今の現代っ子は「？？？」でした。
ユリアネさんはこの講座のためにこれらの授業の内容をパワーポイントで作り上げ、子どもたちにわかりやすく伝えました。この準備には相当時間と手間がかかったそうです。留学して、こんなに多くの日本の子どもたちに接するのははじめてだそうで、ユリアネさんも、「疲れたけれど楽しかった。」と感想を話していました。
