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商学部

ファッション・ビジネス等に関する国際シンポジウムを実施しました

2011年12月09日
明治大学 商学部

パネル発表するMs. Lambertパネル発表するMs. Lambert

質問に答えるProf. Goydke質問に答えるProf. Goydke

発表するDr. Gould-Williams発表するDr. Gould-Williams

創立130周年記念懸賞論文創立130周年記念懸賞論文

特別講演① コシノ・ジュンコ氏特別講演① コシノ・ジュンコ氏

特別講演② リシャール・コラス氏特別講演② リシャール・コラス氏

発表するDr.Kretz発表するDr.Kretz

約800名の方にお越し頂きました約800名の方にお越し頂きました

商学部教職員と記念撮影商学部教職員と記念撮影

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明治大学商学部は、2011年11月25日~26日の両日に渡って、「国際シンポジウム —国際ビジネス教育の新展開をめざして—」を明治大学アカデミーホール中心に大学関係者、学生、一般の方々を対象に開催いたしました。

第一日目のパネルディスカッションは、テーマを「国際ビジネス教育の各国事情」として、明治大学の協定校において取り組まれている特徴的なビジネス教育の実例やその国の教育事情が紹介され、それを踏まえて、グローバル人材の養成を目的とした国際ビジネス教育の今後の可能性について議論しました。この日は、主として学生を対象とし、ブレーメン経済工科大学(ドイツ)のProf. Tim Goydke、カーディフ大学 カーディフビジネススクール(UK)のDr. Julian Gould-Williams、レンヌ商科大学(フランス)のMs. Laurence Lambert、FAAP大学(ブラジル)Prof. Helio Netoの4名よりパネル発表が行われました。それぞれの発表の後、明治大学商学部の教員にコメンテーターとして、まとめや日本及び明治大学で行われている活動について説明して頂きました。
シンポジウムの最後には、会場の学生より文化の違いによって生じる問題点や各大学の取り組みについて質問がなされました。国際シンポジウムということで、学生も積極的に英語で質問していたことが印象的でした。

第二日目は、テーマを「ファッション・ビジネス教育の世界展開」として、コシノ・ジュンコ氏及びリシャール・コラス氏による特別講演と海外のファッション・ビジネスに精通した大学よりお招きした先生方によるパネルディスカッションが行われました。
この日のシンポジウムは、明治大学創立130周年記念懸賞論文表彰式より幕を開けました。納谷廣美明治大学長、及び、土屋恵一郎明治大学教務担当常勤理事よりご挨拶をいただき、学長より同懸賞論文の社会科学分野で優秀賞を獲得した若手研究者3名が表彰されました。
続いての特別講演では、日本を代表するファッション・デザイナーであるコシノ・ジュンコ氏より「対極の美のバランス」と題し、自身のデザイン論についてお話して頂きました。そして、もう一人の特別講演者であるシャネル株式会社代表取締役社長のリシャール・コラス氏からは、「究極のラグジュアリー」と題し、ブランドのコンセプトやシャネル創設者の理念についてご講演頂きました。
その後行われた当日のメイン、パネルディスカッションでは、インペリアル・カレッジ、ビジネス・スクール(UK)のProf. Nelson Phillips、モダルト・インターナショナル学院(フランス)のMonsieur Patrice de Place、東華大学服装・芸術設計学院(中国)のProf. Yi Xiong Yang、パリ商業高等大学マネジメント学部(フランス)のDr. Gachoucha Kretz、クイーンズランド工科大学 クリエイティブ産業学部(オーストラリア)のMs. Kay McMahonの5名より、各々の所属する大学における「ファッション・ビジネス教育」に関する取り組みを中心として、今後の展望をまじえてパネル報告が行われ、ファッション・ビジネスを核としたネットワーク構築について言及されました。

現在、明治大学商学部では世界で広く活躍できるビジネスパーソンを養成するため、グローバル化に力をいれております。今回の国際シンポジウムを通じて、それぞれの大学で行われている国際ビジネス教育やこれまでの留学生相互交流の実態などについて、広く意見交換を行うことができ、協定校との国際学術交流の一層の発展に繋がりました。更に、商学部は、今後ファッション・ビジネス教育の展開を行っていく予定です。
 

■ 「国際シンポジウム —国際ビジネス教育の新展開をめざして—」の式次第
■ 商学部の取組み 「Project107 商学のグローバル展開」