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商学部

明治大学ラテンアメリカ異文化交流プログラムからの活動報告

2012年03月28日
明治大学

ビデオカンファレンスの様子①ビデオカンファレンスの様子①

ビデオカンファレンスの様子②ビデオカンファレンスの様子②

ビデオレター作成①ビデオレター作成①

ビデオレター作成②ビデオレター作成②

 明治大学商学部では、ブラジルを中心にラテンアメリカ諸国との積極的な交流を推進しています。3月には商学部特別テーマ実践科目D「ラテンアメリカの開発支援とボランティア(担当:中林真理子 教授、六浦吾朗 特別招聘教授)」の受講生たちが2つの活動を行いましたので、お知らせします。

1.ブラジルFAAP大学との第6回ビデオカンファレンス
 3月15日(木)に明治大学の海外協定校であるブラジル サンパウロ市の名門私立大学FAAP(Fundacao Armando Alvares Penteado )の学生10名と英語によるビデオカンファレンスを行いました。2009年に始まったFAAP大学とのビデオカンファレンスも6回目を迎えました。今回は2011年11月19日から27日まで実施された研修旅行で来日したFAAP生と、さまざまなサポートを行った明大生による研修旅行のフォローアップとして、約10日間一緒に過ごして気付いたことを、そして、今後の両校の交流の進め方について意見交換を行いました。
 ブラジルからは、研修旅行参加学生と引率のFAAP大学経済学部のHelio Michelini Pellaes Neto教授、さらに、現在ブラジル滞在中の明大の受講生1名がブラジルの会場からの参加となりました。日本からは、残りの受講生と担当の中林教授、さらに、この研修旅行時に訪問した企業等の担当者がオブザーバー参加しました。
 参加者全員が気心が知れた関係ですので、企業が訪問者を迎える方法が日伯で異なることについてなど、本音で意見交換し、また受入れ企業の方々からも適宜有益なコメントを頂戴し、あっという間に予定時間の90分が終わりました。
 2012年度は日本とブラジルの相互訪問を予定しています。明大生からは、「企業訪問後、日伯の学生がその成果をまとめて報告するといったグループワークをする機会を増やしてほしい」、FAAP生からは、「企業だけでなく、一般の家庭を訪問して日本文化についてさらに学びたい」といった要望が出ましたが、これらの意見を活かし、より実効性のある相互訪問を実現したいと思います。

2.ビデオレター作成
 3月21日には、世界中の日系社会に向けたビデオレターの作成を行いました。受講生たちは2011年8月31日から9月3日にメキシコのカンクンで開催された汎米日系人大会(COPANI)に参加し、研究報告や、世界中のさまざまな世代のさまざまな日系人の方々と交流を通してダイバーシティ(多様性)を体感しました。それから半年後の成果として、自分たちがこのような素晴らしい経験ができたことを世界中に発信し、より多くの人に次回大会(2013年8月アルゼンチン ブエノスアイレスで開催)に参加してほしいと考え、自分たちの想いを伝えるビデオレターを、日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語などを駆使して作成しました。http://www.youtube.com/watch?v=ylVI9EIQIZg


 FAAP生の日本訪問、受講生のCOPANI参加とブラジル訪問に際しては、日本学生支援機構の平成23年度留学生交流支援制度(ショートステイ・ショートビジット)からの支援を受けました。また、今回のビデオカンファレンスでは、明治大学側の会場として、2012年度から駿河台校舎で使用開始となるテレビ会議システム常設の教室を先行して使用することができました。さらに、ビデオメッセージの撮影は、12号舘11階のスタジオで行いました。カンファレンス前の接続テストや当日のサポート、さらにスタジオでの撮影に際して、ユビキタス教育推進事務室の皆様に全面的にサポートしていただきました。
 明治大学ラテンアメリカ異文化交流プログラムをご支援くださる全ての皆様に厚く御礼申し上げます。