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商学部

第11回国際交流フォーラム「留学生シンポジウム」を開催しました

2014年11月10日
明治大学

会場風景会場風景

ディヴィッド・ストーマーさん(ドイツ・ブレーメン)ディヴィッド・ストーマーさん(ドイツ・ブレーメン)

参加した交換留学生参加した交換留学生

  10月21日(火)、第11回国際交流フォーラムが和泉図書館ホールにて開催されました。今回は商学部創設110周年記念イベントとして企画されましたが、奇しくも第1回国際交流フォーラム開催から10年目の節目に当たり、これまで商学部が取り組んできた国際交流の意味を改めて問い直す内容となりました。

 会は、留学経験者による座談会という形で進められ、〈協定校からの外国人留学生〉、そして〈協定校への留学を経験した商学部生〉双方の学生により、国際化の意味、国際交流の必要性、これからの国際化を主要テーマにした、熱いトークが展開されました。

 スピーカーとして参加された学生は、商学部生の留学経験者3名:宗竹陽(ドイツ・ブレーメン経済工科大学)、藤森翔平(イギリス ・カーディフ大学)、高津戸涼(フランス・パリ商業高等大学)、そして、協定校からの留学生9名:呉純(中国・上海交通大学)、張丹二(中国・中央財経大学)、梁棟(同)、李玲玉(中国・蘇州大学)、呉俊昇(台湾・国立台北大学)、陳柔安(台湾・国立嘉義大学)、Florian Kaczmarczik(ドイツ・ブレーメン経済工科大学)、Julian Naethe(同)、David Stormer(同)と、大変賑やかな顔ぶれでした。

 会は、北田葉子教授の巧みな司会により、参加者からの、日本語や英語による発言がその都度概括され、かつ、交換留学生に対するアンケート結果の紹介が適宜織り交ぜられながら、明治大学の今後の国際のためにという大きなテーマに向かって進行していきました。

 今回設定されたテーマから必然的に、国際化の真の意味、その必要性が問われることになりましたが、議論の中で、〈国際化internationalization、グローバル化globalization、欧米化westernization〉の概念と現状評価、ほぼ世界標準となっている英語という言語に関する問題が明確になったことなどは大変有意義であったと言えます。また、明治大学の国際化の現状をそれぞれの発言者に問うたところ、日本人学生と外国人留学生との間に意識の差(日本人:まだまだ遅れている/外国人留学生:日本の大学の中ではかなり進んでいる)が見られたことなども、今回のシンポジウムでの一つの収穫として特記しておきたいと思います。