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全国学生保険学ゼミナール全国大会で、商学部2ゼミ・3チームがMNPを受賞

 2021年12月4日、5日に、2021年全国学生保険学ゼミナール(RIS)全国大会(会場:同志社女子大学)に商学部のゼミナールが参加しました。全国学生保険学ゼミナールは、リスク・保険、その関連領域を学ぶゼミナールを中心とする合同研究発表会で、今回で18回目の全国大会です。
 今回は全国14大学18ゼミナールから31チームが参加し、対面とオンラインのハイブリッド方式での報告となりました。報告後には、他大学学生による討論や教員・実務家と発表者間での質疑応答が活発に行われました。
 MNP(Most Notable Presentation)は、実務家の参加者の視点から印象に残ったプレゼンテーションを投票によって決定し、表彰するものです。なお、本年はMNP賞が5チームであり、そのうちの3チームを本学が受賞しました。

対面参加 藤井陽一朗ゼミナール(仲宗根生馬、遠藤空、安森百香)

タイトル:「ドクターN 〜私、ネットに依存しないので〜」

ナッジを用いて若者のネット依存の改善に取り組む。ネット使用時間を偏差値化して実験を行い、既存の健康増進型保険に組み込んだ商品を提案。

オンライン参加 中林真理子ゼミナール1班(麻畑大、小川貴之、橋本凜輝、山口純太)

タイトル:「自動運転普及による事故減少と自動車保険変容の可能性」

事故発生率低下と自動車保険加入率低下の因果関係が十分ではないことを実証分析した。その上で、自動車保険は今後も必要とされるが、より安心感を高めるための改編と拡充すべきサービスを提案。

オンライン参加 中林真理子ゼミナール2班(倉橋幸宏、柴田晃宏、堀井優希、片倉広基、武冨 輝、斉藤潤)

タイトル:「キープスタディ〜大学生の経済的理由による中途退学を防ぐ保険の提案〜」

コロナ禍等で突発的に困窮状態に陥りながら奨学金制度で救済しきれない学生への支援策として、学費分を補填する保険を提案。アンケート結果や各種統計を用いて保険料を試算し、実現可能性を検討。