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商学部

商学部主催シンポジウム「流通を取り巻くプラットフォーム・ビジネスの現状と今後の方向性」を開催

2022年11月24日
明治大学 商学部事務室

2022111610時~12時に商学部主催のシンポジウム「流通を取り巻くプラットフォーム・ビジネスの現状と今後の方向性」が明治大学駿河台校舎アカデミーホールで行われた。また今回のシンポジウムは株式会社シーアールイーの協賛によって行われ、300名以上の商学部の学生が参加した。 

 

 本シンポジウムは5Gやビッグデータ、深層学習、機械学習等の情報技術の進展を背景に、プラットフォーム・ビジネスの発展をテーマにしている。そのなかでも商取引や決済の分野だけではなく物流の分野においてもプラットフォーム・ビジネスが脚光を浴びている。

 

 本シンポジウムでは物流分野において急成長しているニッチ型プラットフォーム・ビジネスを展開する株式会社オープンロジとCBcloud株式会社のビジネス・モデルに着目し、両企業の代表取締役と、物流不動産で有名な株式会社シーアールイーの専門家をお招きして講演とディスカッションを町田一兵教授の総合司会のもとで行った。


 まず商学部の菊池一夫教授から「DX時代のプラットフォーム」という論題でプラットフォーム・ビジネスの現状や成長メカニズムの仕組み、そして本シンポジウムの主旨が説明された。
 続いて株式会社オープンロジ代表取締役 伊藤秀嗣氏(本学商学部卒業)から同社のベンチャービジネスとしての成長の軌跡とビジネス・モデルについて講演が行われた。またCBCloud株式会社代表取締役 松本隆一氏からも同社の成長の軌跡とビジネス・モデルについての講演が行われた。

 

 第三部のディスカッション・タイムでは、伊藤氏、松本氏、菊池教授に加えて町田教授、株式会社シーアールイー 上遠野知則氏(本学政治経済学部卒業)を交え、物流産業におけるニッチ型プラットフォーム・ビジネスの成長メカニズムや今後物流産業におけるプラットフォーム・ビジネスの方向性についての活発な議論が行われた。参加学生からもベンチャービジネスの視点から質疑がなされ、多くの商学部学生にとって、初めてこのような形で触れる物流産業の最先端の話題に対し、強い興味関心を寄せた2時間であった。