“考古学”にたくさん触れておくことでしょうか。文化財関係の職業に就職すると、現場や遺物とは切っても切れない関係となりますが、一番重要なのはそれらに対する興味・関心を持ち続けていくことだと思います。
遺跡の現地説明会では、その時発掘している遺跡を調査担当者の話を聞きながら見学できますが、生で現場を見ると、写真や動画では伝わらない現場独特の雰囲気なども肌で感じられます。各地にある博物館では土器や石器をケース越しに見ることができるだけでなく、遺物に直接触れるコーナーを設けている施設もあります。そうした場を訪れて興味や関心を高めておくことをお勧めしたいと思います。