文学部紀要
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卒業論文・卒業制作テーマ一覧
2022年度 卒業論文
『新蔵人物語』における男装の姫君に込められた願い
御伽草子における四方四季の庭がもたらす役割
民俗学から考察する米——御伽草子を中心に
人の心に住む鬼
良寛作品における「悟り」
秋成の半生と「捨石丸」——登場人物の再考察
『雨月物語』論——怪異の分類とその構成
無個性の〈主人公〉——泉鏡花『春昼』『春昼後刻』考
夏目漱石の『行人』における「他者」の特異性について
夏目漱石『門』論——罪と禅について
「すみだ川」と「濹東奇譚」——交わる二つの物語
視覚理論の変容と谷崎作品
『卍』に見られる、芥川VS谷崎論争にて芥川が谷崎に与えた影響
連続と非連続の「わたし」をさまよう古井由吉論——『木曜日に』を中心とした初期作品論
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』論——虚構に生きる私たちの〈心〉
中学国語教材としての村上春樹作品
国語科教材としての小川洋子の作品——「ひよこトラック」と「バタフライ和文タイプ事務所」
東野圭吾作品における家族
伊坂幸太郎作品において音楽が果たす役割の考察
奥泉光の物語批判の原点としての『その言葉を』
循環と再生産——村田沙耶香『消滅世界』論
鬼の子小綱の死
日本における『赤毛のアン』の受容
日本におけるムーミンのイメージの変遷(1969年と1990年)——原作小説との比較を通して
探偵小説とインターネット
もうすぐ滅びようとする出版のために——デジタル世代はかく考える
雑誌『婦人公論』にみる「女性像」と「女性たちの声」
中郡暖菜の作る新しいファッション誌の形——『LARME』の研究
見られる女——20世紀前期における百貨店と女性店員の社会的機能について
「第三の消費文化」の再定義とそこから見える現代消費文化の広がり
ユニセックスファッションアイデンティティと自己演出の関係
共働き世帯における夫婦間の相互理解について
「田舎暮らし」を転機とする農村表象の変遷とその考察
日本の戦後ナショナリズムの形成とその未来
犠牲思想としてのフランクルと優生思想の連続性に関する考察
イップス改善における心のあり方
日本の野球界におけるポスティングシステムの変遷と問題点
漫画と小説の違い——白倉由美『おおきくなりません』論
藤子・F・不二雄「ミノタウロスの皿」論——美少女のキャラクターの観点から
『ゴールデンカムイ』におけるホモソーシャルな構造とヒロインと存在意義に関する考察
漫画『鋼の錬金術師』にみる「錬金術」と「心の成長」
少女・女性漫画における結婚の扱われ方——2010年から2022年の作品を中心に
『美少女戦士セーラームーン』における作り手のジェンダー認識の変遷
アニメシリーズ『けいおん』分析 ——劇中劇として広がる豊かな虚構内現実
『輪るピンクドラム』論 ——疑似家族の関係を再認識するための物語
今敏論——彼にとってアニメーションとは何であるのか
テレビドラマが描く世界の変化——ジェンダーロールの描写を通して
テレビドラマにおける結婚観の描かれ方の変遷
是枝裕和『万引き家族』論——invisibleな6人の孤独と繋がり
映画「花と雨」を用いた日本のヒップホップにおける「リアルである」という価値基準に関する考察
ローファイ・ヒップホップに代表される劣化した音が好まれる傾向と日本文化の美意識
アルバム「BADモード」における宇多田ヒカルの「手ほどき」
売れっ子ジャニーズの必要条件——SMAPはいかにして国民的グループとなったのか
欅坂46というアイドルグループの現代における存在意義とその真髄について
舞戸から舞台へ
細野晴臣と“観光”の精神
日本語ラップの歌詞分析
キャラクターの役割
2022年度 卒業制作
三面鏡 *
境界線 *
痕跡 *
巣食う海 *
藍に散らす *
独白 *
荒川の空を船で飛ぶ *
風穴 *
2021年度 卒業論文
2021年度 卒業制作
2020年度 卒業論文
栄華のための昔語り—『源氏物語』「朝顔」巻論
女たちと読み解く「朝顔」の役割
井原西鶴『好色五人女』論—浮世草紙としての創作と読解
『雨月物語』における「待つ」ことの深淵—「菊花の約」と「浅茅が宿」をめぐって
森鷗外の横浜に対する感性をたどる—「横浜市歌」「桟橋」より
『地獄変』良秀の芸術至上と芸術に捧げる殉死
現実逃避の先にあるもの—梶井基次郎作家論
宮沢賢治の生涯や作品と法華経の関係について
坂口安吾『紫大納言』、『桜の森の満開の下』、『夜長姫と耳男』にみる女の欲望
「堕落」と道化—坂口安吾「白痴」
『眠れる美女』—老いの境地
江戸川乱歩作品—「屋根裏の散歩者」「人間椅子」研究
〈母なるもの〉の到達点—遠藤周作『深い河』に見る日本人の宗教観と死生観
寺山修司の戯曲『星の王子さま』における「復讐」
村田喜代子『白い山』論
江國香織『落下する夕方』論—女性の魂の物語
荻原規子が描く少女の女性性について—「〈勾玉〉三部作の両性具有的少女たち』
中国における村上春樹作品の流行について
保坂和志の小説における「私」と「他者」、そのリアリティ
伊坂幸太郎『魔王』論—続く三作品から読み解く『魔王』の位置づけ
又吉直樹の創作論—人間の肯定
意味づけの形式から見る歌の価値判断について
記憶と身体の「喪失」の物語について
孤島ミステリ論—時代の変化による変容と展開
映画館の存在意義と未来
『The Snows of Kilimanjaro』の平原とハイエナの聖性
映画『ファイトクラブ』論
映画『バタフライ・エフェクト』における運命及びバタフライ効果についての考察
漫画が映し出す女性の働き方の変遷—『サプリ』から『凪のお暇』まで
少女マンガとジェンダー—清水玲子『月の子MOONCHILD』を通して
高畑勲の託し方—『かぐや姫の物語』の原作比較と主題より
岡田麿里の作家性と無自覚な母親への想い
アニメ『少女革命ウテナ』論
ローマ教皇訪日報道—1981年と2019年の『朝日新聞』紙面比較
コロナ禍における『週刊東洋経済』と『週刊ダイヤモンド』の取り組み
辺野古移設問題をめぐる新聞報道の分析—全国紙と沖縄県紙・地域紙の比較
言葉のイメージとメディアー「ゲリラ豪雨」の流行と定着をめぐって
20代女性向けファッション誌の電子メディア化の展開—『CanCam』、『ViVi』、『MORE』、『with』、『Oggi』、『CLASSY」
平安人と引目鉤鼻
日本人と犬—共同体から所有物へ
「2.5次元舞台」の構成要素—演出と原作の視点から
普遍存在として読み解く『ピーター・パン』
『M-1』グランプリの漫才と女性—笑いにおける性差
高校野球とメディアー「タイブレーク制」・「球数制限」議論を中心に
「現実空間」と「仮想空間」の中で存続する〈アイドル〉
ダークヒーローに見る「正義」—夜神月、龍崎イクオ・段野竜哉、ステインの比較から
文化における「色」の役割—『スーパー戦隊シリーズ』における「赤」という色の役割を通して
異質なご当地ヒーロー「琉神マブヤー」—全国的受容につながった理由
テニス・メディアのジェンダー分析—『スマッシュ』における錦織圭と大坂なおみの扱われ方
国内外の現状把握から日本におけるeスポーツの普及問題を考える
アイドルプロモーションにおけるメディアの変遷—70年代からAKB48まで
「女装男子」と「かわいい」文化の関連性および「かわいい」のジェンダーについて
若さに縛られる女性—メディアが作り出す若さ至上主義的価値観における認識変化の考察
耳に残る言葉の紡ぎ方—秋元康の作詞法研究
ヒップホップが与える社会的影響—BlackLivesMatter運動との関係から読み解く
創作
雨のかりどめ*
満福荘へようこそ*
無縁の命*
腐った蟻の肉は白い*
少年はパンダの夢を見る*
偶像*
白の園*
スタンド・バイ・ダデイー*
行方*
2019年度 卒業論文
☆日本文学研究
『古事記』イザナキ・イザナミにみる日本の男女観
「例の御癖」考——源氏物語における 人物造型の方法
源氏物語で見る狐の文学
「酒呑童子」 論——日本的自我の多重性
西鶴『男色大鑑』——虚構の語り手とリアリズム
『俳諧十論』における 「虚実」 概念に ついて
高等学校国語教科書における『こころ』論——教材としての『こころ』の価値
芥川龍之介の詩作品と〈抒情〉
つきはなされる芸術家——芥川龍之介 芸術観再考
梶井基次郎『Kの昇天—あるいはK の溺死』——梶井基次郎の小説に込 めた想い
江戸川乱歩 「目羅博士の不思議な犯罪」 論——月光が見せる夢
近代化による社会的被害 『棒になった男』より
☆メディア研究
新聞はどのように「令和」、「改元」 報じたのか——『読売』、『朝日』、『毎日』、『産経』の分析
『朝日新聞』の従軍慰安婦報道に対する『産経新聞』の報道分析——『読売新聞』、『毎日新聞』を補助線に
沖縄をめぐる新聞報道の特徴と問題点 ——全国紙と沖縄の県紙・ローカル紙の分析
沖縄県紙における「おくやみ広告」という文化の成立と展望——移民史とウチュナーンチュ意識を手がかりに
スポーツ新聞はどう生き残るか
日本文化から見る広告比較——映画 宣伝ポスターを中心に
雑誌広告の意義について——70年代90年代2010年代の比較をとおして
ロック・ジャーナリズムへのまなざし
武蔵小杉タワーマンションの光と影 ——マンション・ポエム、台風19号被災をふまえて
☆大衆文化研究:映画・漫画・アニメほか
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』『ブレードランナー』の作品内における「人間らしさ」について
アイデンティティの物語の成熟を追う ——映画『トイ・ストーリー』シリーズ の分析から
オマージュされる80年代——映画における子どもをめぐって
戦争を知らない世代が描く「戦争漫画」研究——今日マチ子『cocoon』を題材に
少女マンガにおける働く女性の描かれ方の変容——80年代後半と00年代前半を比較して
『AKIRA』における鉄雄の変身と現在の若者たち
宮崎駿が描く成長物語の変遷——『となりのトトロ』、『千と千尋の神隠し』、『崖の上のポニョ』から探る
現代日本の変身譚考——「紅の豚」「フルーツバスケット」「陽だまりの彼女」をさぐる
細田守の空
『君の名は。』における「喪失」の回避
劇場版『名探偵コナン』の変遷—— アクション要素増加の検証
ヒーローの境界、変身という偶像—— 仮面ライダーの変身から見える私たちのヒーロー像
戦闘少女アニメに戦闘はいらない——令和の女児向けアニメとは
戦う少女の戦闘スタイル——他者との関係性を中心に
戦後童謡の再構築——NHK『みんなのうた』・自由な時代の音楽文化として
『82年生まれ、キム・ジヨン』論—— 悲劇的プロットを滑稽に転換する「笑いの方法」
2.5次元の魅力——演じ手とキャラクターの距離から
スポーツマンシップの価値について ——ラグビーの実践を通して考える
日本版NCAAを確立するために
平成の音楽と歌詞の変化
「ミュージッキング」から考える「音楽」のかたち——境界線とコミュニケーションについて
宇多田ヒカルの歌詞の変容について ——4つの期間からみる「君」と「あなた」
田中圭というニューヒーロー ——時代を映す主役
猫ブームの分析——2005年から2019年までの雑誌から読み解く
若さに囚われた社会——女性アイドルの挑戦をたどる
BTSの発信するアイデンティティの物語 ——ファンダムとの共鳴が支えたもの
2019年度 卒業制作
波音に明日を溶かして*
清潔な痛み*
灰色キツネと金色オオカミ*
奮える鼓動*
言葉の檻*
ハッピーエンドの始まり*
帝国ロストヰデア*
夕*
さよならマリオネット*
哀惜*
いいね*
六弦は夢見る*
透明水彩の空を飛ぶ*