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大学院修了生から

博士前期課程



公法学専攻 2022年3月修了
修士(法学)
井上 みさ
INOUE Misa
 
「人生の土台となる」学びを

 専門性を磨きたい。それが、私の大学院へ進学した理由でした。大学院の先生方は手厚く支援をしてくれました。未修の分野でも、基礎から段階を踏んで指導してくださいました。希望進路に必要な専門性の構築を目標として、授業カリキュラムをつくってくれました。専門外の法分野の、外国語の文献を共に講読してくれる先生もいました。
 施設や設備などの充実も、学びの助けになりました。図書館は、欲しい分野のエリアを探せば必要な本が必ずみつかります。日本では入手が難しい海外文献も、院生が利用可能なデータベースで閲覧ができます。こうした、明治大学大学院ならではの恵まれた環境のおかげで、専攻分野のみならず幅広い分野において知見を広げることができ、さらに、専攻分野では、英米法のみならずフランス法からの視点も含めた研究が行えました。
 そんな、明治大学での学びは、地元の自治体で法務関係の部署への配属につながりました。現在も専門性の研鑽に努めております。礎となる学びを得るために明治大学大学院は素晴らしい場です。

研究室紹介

 猪股先生※のもとでは、憲法と行政法に関係する研究ができます。個人にあわせた指導をしてくださるため、海外の事例も含めた分析に私は挑めました。そして、研究分野外のことも含めた猪股先生の教えは、社会人となった今も役に立っております。たくさん学ぶには最適の環境でした。
※2023年4月1日時点で既に退職しています。

博士後期課程



民事法学専攻 2021年3月修了
博士(法学)
平山 陽一
HIRAYAMA Yoichi

 
非常に優れた研究活動の場

私は、単純に法律学を学ぶことが面白いと感じたことをきっかけに、大学院へ進学しました。大学院では、各自が自身で研究テーマを選択し、研究テーマについてどのように考え、何故そのような結論に至るのかということを論理的に自分で考えることが重要になります。そのためには、集中して学習できる環境や、豊富な研究資料が求められますが、明治大学大学院には、その両方が備わっています。まず、明治大学大学院は、院生専用の独立した研究棟を有しており、共同研究室という集中できる環境で研究に専念することができます。次に、明治大学の図書館は蔵書数・環境共に非常に優れており、利用可能なデータベース等も充実しています。また、諸先生方からの指導はもちろん、院生研究会を通じて院生同士での活発な意見交換も行われています。
 さらに、明治大学大学院にはTA・RA・助手等の制度もあり、経済的な心配をすることなく、研究に向き合う時間を確保することができます。このように、明治大学大学院は、研究活動を行うにあたり非常に優れた環境が整っております。

研究室紹介
 長坂先生の研究室では、院生が研究テーマを報告し、それに対して先生から指導が行われます。先生の指導は、日本法に限定されない比較法的な観点を多く含むもので、研究活動において、より深く検討するきっかけを多く与えていただきました。長坂先生は、研究に真摯で、学生への指導もとても熱心に行ってくれます。
明治大学大学院