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大学院修了生から

博士前期課程



民事法学専攻 2025年3月修了
修士(法学)
鄧 澤方
DENG Zefang
「なぜ」と問う姿勢を育んだ学び

 法学の学びは制度理解にとどまらず、言語を通じて社会問題を法的モデルとして再考する営みだと思います。先生のご指導は常に問いを投げかけて考えさせるもので、「なぜ」と立ち止まり自ら掘り下げる姿勢を促してくださいました。その過程で直感や感覚を言語に練り上げ、自分の中に学問体系を築く意味を実感し、世界の見方が広がりました。大学院は、先生方の直接指導や他の院生との議論に恵まれ、蔵書やデータベース、自習室など学びに集中できる環境が整っており、大変充実した研究生活でした。

研究室紹介(指導教員:有賀恵美子 教授)

 有賀先生と資料を読むと、いつも「筆者の前提は何か」「筆者が何を言いたいか」と問いを重ね、文脈の糸を一緒にたぐってくださいました。その度に見落としていた論点が浮び上がり、まるで現場を見てきたかのように腑に落ち、胸が高鳴りました。
 研究の奥深さが手触りを伴って立ち上がり、「知」への興奮—そんな醍醐味に満ちた研究室です。

博士後期課程



公法学専攻 2025年3月修了
博士(法学)
髙島 麻未
TAKASHIMA Asami
明治大学大学院で学んだこと

相手に誤解を与えることなく、言いたいことだけを伝える。その際、誰かの主張を借りるなら、元の主張を深く理解する。これらは想像以上に難しいことです。大学院での文献精読と論文執筆から、著者と読者への向き合い方を学びました。「相手の主張を理解する・それをほかの人に分かるように伝える・自分の考えを言葉にする」能力は、どのような職業でも重要だと思います。切磋琢磨できる院生や厳しくも親身な先生方の揃った環境で研究するうちに、あなたもきっともうひと回り成長できるはずです。

研究室紹介(指導教員:亀本洋 教授)
 院生の研究計画やその進捗について、先生はいつも一人ずつに声をかけて、困っているときには進むべき方向を示して励ましてくださいました。「読んでいて変だと疑問に思うところはないか」「今読んでいる文献は面白いと思えるかどうか」という先生の言葉は、大学院を離れた今も、文章を読んでいると自然と頭に浮かんで私に問いかけてきます。
明治大学大学院