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国際日本学研究科

オンラインセミナー『教育におけるアートベース・リサーチ』を開催します

開催期間:2023年11月03日
明治大学 国際日本学研究科

アートベース・リサーチ・ハンドブック(近日、翻訳書が出版予定)の著者であるパトリシア・リーヴィー博士をお招きし、オンラインセミナーを実施します。アートベース・リサーチ(以下ABR)は、アートの考え方を研究文脈で用いて、知識構築を行うアプローチです。研究プロセスにおける問いの生成、データ収集または生成、分析、解釈、発信のどの段階でも応用可能な手法として着目されています。パトリシア博士も小説(フィクション)を取り入れた研究を展開しており、その著作も学術領域で着目されています。

研究方法がアートと出会う時私たちは、従来の方法では明らかにできなかった「何に」目を向けることができるのでしょうか。アートベース・リサーチ・ハンドブックの編者であるパトレシア・リーヴィ博士と一緒に考えましょう!

▶︎日時:2023年11月3日(金)10:00-11:30
▶︎講師:パトレシア・リーヴィ博士
▶︎方法:オンライン
▶︎言語:英語(通訳はありません)
▶︎お申し込みはこちらから
https://forms.gle/Y61Znvz3J96mwB1G7
※セミナー内容の録画、撮影はお控えください。

チラシ(PDF)
企画&お問合せ:岸磨貴子(明治大学)
お問い合わせ:artsbased.labo@gmail.com



<パトレシア・リーヴィ博士について>
Patricia Leavy博士は、独立系社会学者で、マサチューセッツ州イーストンにあるストーンヒルカレッジの社会学・犯罪学の元学科長であり、ジェンダー研究の創設時のディレクターでもあります。彼女の著作、共著、編集書は25冊以上にもわたり、7つのブックシリーズを創設し編集を担当しています。公共性の高い彼女の学術活動はメディアでも注目され、アメリカ全国ニュースメディアから頻繁に取材を受けています。『The Huffington Post』、『The Creativity Post』『We Are the Real Deal』などでも記事を定期的に掲載しています。彼女はまた、雑誌『Art/Research International』の共同創設者および共同編集者です。Leavy博士は研究手法分野に関して、アメリカ全国美術教育学会、ニューイングランド社会学会、アメリカ創造性学会、アメリカ教育研究協会、および質的研究の国際会議などで数多くの賞を受賞しています。2016年には、女性のエンパワメントを目的としたグローバルプラットフォーム「Mogul」の「インフルエンサー」に選出されました。また、ニューヨーク州立大学ニューパルツ校のThe School of Fine and Performing Artsでは、彼女の名誉を称えて「the Patricia Leavy Award for Art and Social Justice」を設けました。Leavy博士は、大学や学会でも招待講演や基調講演を行っています。詳細は彼女のウェブサイトwww.patricialeavy.comでも確認できます。

Patricia Leavyの関連書籍
『Contemporary Feminist Research from Theory to Practice(現代フェミニスト研究の理論と実践』著:Patricia LeavyとAnne Harris
『Handbook of Emergent Methods(新しい研究方法に関するハンドブック)』
Sharlene Nagy Hesse-Biber と Patricia Leavyによる編著
『Method Meets Art: Arts-Based Research Practice(研究方法がアートと出会う:アートベース・リサーチの実践』著:Patricia Leavy
『Research Design: Quantitative, Qualitative, Mixed Methods, Arts-Based, and Community-Based Participatory Research Approaches(研究デザイン:定量的、定性的、混合的、アートベース、参加型コミュニティベースの研究アプローチ)』著:Patricia Leavy
『Spark(スパーク)』著: Patricia Leavy
『Handbook of Art Based Research』編著:著:Patricia Leavy
 
明治大学大学院